保育士 過去問
解説あり

試験最新情報

令和8年(2026年)後期 筆記試験日
2026年10月24日(土) ~ 10月25日(日)

試験日まで、55

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保育士について

保育士とは

保育士とは、児童福祉法第18条の4で定められている国家資格です。保育士登録を受けて「保育士」という名称を使い、専門的な知識と技術をもって、子どもの保育や、保護者に対する保育に関する指導を仕事として行う人をいいます。

保育士の仕事内容

保育士は、主に乳児から小学校入学前までの子どもの保育を行う仕事です。

食事・着替え・排せつ・午睡など、毎日の生活習慣が身につくように、子どもの年齢や発達に合わせて援助します。

 

また、遊びや活動を通して、子どもの心と体の成長を支えます。連絡帳や保育日誌などに子どもの様子を記録し、保護者と情報を共有することも大切な仕事です。

 

保護者からの相談に応じたり、家庭での子どもとの関わり方について助言したりすることもあります。

 

保育士の役割

保育士の役割は、子どもの成長を支えることが中心です。

子どもが安全で安心して過ごせる環境をつくり、一人ひとりの発達に合わせて関わります。

 

また、保護者や家庭を支えることも保育士の大切な役割です。保育の受け皿として、子育てと仕事の両立を支える役割もあります。

 

保育士になるためには

保育士になる方法は大きく2通りあります。

 

①指定保育士養成施設を卒業する

 厚生労働大臣が指定する指定保育士養成施設(大学・短大・専門学校など)で学び、必要な課程を修了して卒業する方法です。
 高校卒業後に進学して保育士を目指す人に向いています。

 

②保育士試験に合格する

 全国保育士養成協議会が実施する保育士試験に合格して、保育士登録を行う方法です。 
 社会人の方や、指定保育士養成施設以外の学校を卒業した方でも、受験資格を満たせば保育士を目指せます。

 

勉強方法

必要な勉強時間

保育士試験は科目数が多く、出題範囲も広い国家試験です。

勉強に必要な時間は、目安として100~180時間程度と言われることが多いです。

 

合格率は年によって変わりますが、近年はおおむね20~30%程度で推移しています。

令和7年度は19.4%で、年度によって難しさに差があります。

 

そのため、短期間で一気に覚えるよりも、計画的に少しずつ学習することが大切です。

効率的な学習方法

保育士試験は独学でも合格を目指せますが、範囲が広いため、効率よく勉強する必要があります。

まずは、平日は1日1時間、土日は1日3時間など、勉強時間を決めます。

3か月~半年ほどを目安にして、試験日から逆算して学習計画を立てると進めやすいです。

 

参考書で基本を学び、過去問や問題集で確認する流れがおすすめです。

インプットとアウトプットをくり返すことで、知識が定着しやすくなります。

 

また、独学の場合は、法改正や制度変更などの最新情報に注意が必要です。

特に、社会福祉子ども家庭福祉保育原理教育原理社会的養護は、制度や用語の変更が出題に関わることがあります。

試験案内に示される出題の基準日も確認しておきましょう。

保育士の関連資格

保育士のスキルアップにつながる関連資格

① 保育カウンセラー
② チャイルドマインダー
③ JADP認定チャイルドコーチングアドバイザー
④ 絵本専門士
⑤ 幼児保育・保育英語検定
⑥ 運動保育士
⑦ リトミック指導員
⑧ 幼児食インストラクター
⑨ ベビーマッサージタッチケアセラピスト
⑩ 医療保育専門士
⑪ 認定病児保育スペシャリスト
⑫ おもちゃインストラクター

 

これらの関連資格を取得することで、保育に関する知識が広がり保育士としてのスキルアップや、保育の質の向上につながります。

上記以外にもさまざまな種類の資格があるため、自分の関心や今後のキャリアプランと照らし合わせながら自分にあう資格を探してみるとよいでしょう。

試験の概要

試験会場、都道府県

試験は全国で行われ、受験申請時に受験申請地(都道府県)を選びます。 


※会場の詳細は年度・申請地により異なるため、受験票などで確認してください。

試験日時

保育士試験は1年に2回実施されています。

 

◆令和8年後期試験
 試験:令和8年10月24日(土)・25日(日)
 実技試験:令和8年12月13日(日)

 

◆参考:令和8年前期試験
 筆記試験:令和8年4月18日(土)・19日(日)
 実技試験:令和8年6月28日(日)

 

◆令和9年の試験予定
 前期筆記試験:令和9年4月17日(土)・18日(日)
 前期実技試験:令和9年6月27日(日)
 後期筆記試験:令和9年10月23日(土)・24日(日)
 後期実技試験:令和9年12月12日(日)

 

※自然災害などで試験が中止になった場合、再試験は行われません。
※令和9年の受験申請方法・申請期間などの詳細は、前期は令和8年12月下旬頃、後期は令和9年6月下旬頃に掲載予定です。

 

筆記試験 試験時間
【1日目】
1科目目:保育の心理学11:00~12:00
2科目目:保育原理13:00~14:00
3科目目:子ども家庭福祉14:30~15:30
4科目目:社会福祉16:00~17:00
【2日目】
5科目目:教育原理10:00~10:30
6科目目:社会的養護11:00~11:30
7科目目:子どもの保健12:00~13:00
8科目目:子どもの食と栄養14:00~15:00
9科目目:保育実習理論15:30~16:30

※試験開始10分前までに試験室へ入室する必要があります。

試験科目

保育士試験は、筆記試験及び実技試験によって行われ、実技試験は筆記試験のすべてに合格した者について行われます。
 

【筆記試験の科目】
 ・保育原理
 ・教育原理及び社会的養護
 ・子ども家庭福祉
 ・社会福祉
 ・保育の心理学
 ・子どもの保健
 ・子どもの食と栄養
 ・保育実習理論
 

【実技試験(保育実習実技)】

 ・音楽表現

 ・造形表現

 ・言語表現
 

この3分野から2分野を選択して受験します。

受験手数料

◆オンライン申請(カード決済):13,054円
 受験手数料12,700円+事務手数料354円

 

◆オンライン申請(コンビニ決済):12,975円
 受験手数料12,700円+事務手数料275円

 

◆郵送申請:13,963円
 受験手数料12,700円+払込手数料313円+手引き請求郵送料等460円+簡易書留郵送料490円

 

※筆記試験・実技試験のいずれかに受験する科目や分野がある方の手数料です。
※幼稚園教諭免許状所有者等で、筆記試験・実技試験がすべて免除になる方は、手数料が異なります。

合格発表

試験の合否は、「保育士試験マイページ」で確認をすることができます。

郵送申請の方には、結果通知書などが郵送される項目があります(送付期間が決まっています)。

 

【令和8年前期の公開予定】

筆記試験結果:令和8年6月2日(火)10時 公開

実技試験結果(合格通知書掲載):令和8年7月29日(水)10時 予定

 

【令和8年後期の公開予定】
筆記試験結果:令和8年11月30日(月)10時予定
実技試験結果(合格通知書等の掲載):令和9年1月12日(火)10時予定

 

※オンライン申請の方への郵送は、筆記試験受験票と実技試験受験票(筆記試験結果)のみです。

 その他の通知書は、原則として保育士試験マイページで確認します。
※郵送申請の方には、筆記試験結果通知書や合格通知書などが郵送される項目があります。
※筆記試験の正答は、筆記試験結果の公開日に公式サイトへ掲載されます。

 

受験資格

受験資格のいずれかに該当する方は受験できます。また、保育士試験の受験に年齢の上限はありません

 

受験資格は、学歴や在学状況、実務経験などによって細かく分かれます。

たとえば、高等学校を卒業したあと児童福祉施設で一定期間働いた方や、児童福祉施設で一定時間以上働いた方なども、条件を満たせば受験できる場合があります。

自分が受験資格を満たしているかどうかは、全国保育士養成協議会の公式サイトで必ず確認してください。

出題方法

筆記試験は基本的にマークシート方式(択一式)です。

受験申請

保育士試験の受験申請は、オンライン申請または郵送申請で行います。

 

オンライン申請は、スマートフォンやパソコンから手続きできます。受験申請書(手引き)を取り寄せる必要がなく、申請期間内であれば24時間手続きできるため、はじめて受験する方にも利用しやすい方法です。

 

郵送申請は、受験申請書(手引き)を取り寄せ、必要事項を記入したうえで、郵便局の窓口で受験手数料を払い込み、申請書類を簡易書留で郵送する方法です。

 

受験資格を証明する書類や、免除を受けるための書類が必要な場合があります。必要書類は、学歴、実務経験、持っている資格、過去の合格科目などによって異なります。申請する前に、自分に必要な書類を必ず確認しておきましょう。

受験申請受付期間

【前期試験】
オンライン申請:令和8年1月8日(木)午前10時~令和8年1月28日(水)午後5時
郵送申請:令和8年1月28日(水)当日消印有効

 

【後期試験】
オンライン申請:令和8年7月3日(金)午前10時~令和8年7月23日(木)午後5時
郵送申請:令和8年7月23日(木)当日消印有効

 

【令和8年前期の実技試験が不合格だった方】
オンライン申請:令和8年7月29日(水)午前10時~令和8年8月10日(月)午後5時
郵送申請:令和8年8月10日(月)当日消印有効

※前期実技試験が不合格だった方は、通常の後期申請期間とは申請期間が異なるため注意が必要です。

 

※令和8年後期試験の通常申請と、令和8年前期実技試験不合格者向けの申請は、いずれも受付が終了しています。

受験票の発送

受験票は試験の約2週間前を目安に順次発送されます(申請方法等で扱いが異なる場合があります)。

 

令和8年(前期:筆記試験)は4月2日(木)~4月9日(木)に郵送されました。


※後期の筆記試験受験票の発送時期は、公式案内で確認してください。

免除制度

幼稚園教諭免許所有者および、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士いずれかの有資格者は、免除申請をすることにより免除される科目があります

免除を受けるには、資格を持っているだけでなく、必要書類の提出などの手続きが必要です。自分がどの科目の免除を受けられるか、必ず公式案内で確認してください。

 

【幼稚園教諭免許状所有者を対象とした科目免除】
 幼稚園教諭免許状所有者は、申請により「保育の心理学」「教育原理」「実技試験」が免除されます。免許の区分(1種、2種、専修)による違いはありません。

幼稚園教諭免許所有者を対象とした科目免除について

https://www.hoyokyo.or.jp/exam/qa/k_license.html

 

【社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士資格所有者の免除】
 社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の登録証のコピーを提出することにより、「社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」が免除されます。

社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士資格所有者の免除について

https://www.hoyokyo.or.jp/exam/qa/worker.html

 

◆科目合格の引き継ぎ(科目合格)

筆記試験で合格した科目は、次回以降に引き継げます。
引き継げる期間は3年間です。

合格情報

合格基準

筆記・実技の両方に合格する必要があります。

 

【筆記試験】

原則として各科目満点の6割以上で合格です。

教育原理社会的養護は、同じ回の試験で両方とも6割以上が必要です(片方だけでは合格になりません)。

 

【実技試験】

選択した2分野それぞれで満点の6割以上が必要です。

 

免状の交付

試験に合格すると、保育士登録申請手続きを経た後、登録先都道府県知事より「保育士証」が交付されます。

 

保育士資格は原則として更新制ではありません(氏名変更などがある場合は手続きが必要です)。

合格率の推移

※下記は、受験申請者数と合格者数をもとにした推移です。
※地域限定保育士試験を実施した自治体については、その結果も通常試験の結果と合算されています。全科目免除者数は別枠で公表されています。

 

実施年度受験者数合格者数合格率
2025年(令和7年)54,807人10,621人19.4%
2024年(令和6年) 58,767人15,475人26.3%
2023年(令和5年)66,625人17,955人26.7%
2022年(令和4年)79,378人23,758人29.9%
2021年(令和3年)83,175人16,600人20.0%
2020年(令和2年)44,914人10,890人24.2%
2019年(令和元年)77,076人18,330人23.8%
2018年(平成30年)68,388人13,500人19.7%
2017年(平成29年)62,555人13,511人21.6%
2016年(平成28年)70,710人18,229人25.8%