保育士 過去問
令和4年(2022年)後期
問23 (教育原理 問3)
問題文
学習とは行動の変容であると考える立場に立って、行動の変容をいかにして効率化できるかを考えた。学習を効率的に行わせるには、正の強化要因を与えるか、負の強化要因を除けばよいとした。学習者が反応(解答)した際に、正しかったかどうかについてフィードバックがあるように、ティーチング・マシーンを考案した。問題は綿密にプログラム化されており、プログラム学習といわれる。
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 問23(教育原理 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
学習とは行動の変容であると考える立場に立って、行動の変容をいかにして効率化できるかを考えた。学習を効率的に行わせるには、正の強化要因を与えるか、負の強化要因を除けばよいとした。学習者が反応(解答)した際に、正しかったかどうかについてフィードバックがあるように、ティーチング・マシーンを考案した。問題は綿密にプログラム化されており、プログラム学習といわれる。
- ライン(Rein, W.)
- ブルーナー(Bruner, J.S.)
- スキナー(Skinner, B.F.)
- ピアジェ(Piaget, J.)
- ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)
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この過去問の解説 (3件)
01
下記の解説の通りで、
正解はスキナー(Skinner, B.F.)です。
ティーチング・マシーン、プログラム学習という文言がポイントです。
ヴィルヘルム・ライン ドイツの教育学者です。
ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト、トゥイスコン・ツィラーの五段階教授法を、
準備、提示、結合、連関 、応用と改めた人物です。
五段階教授法とは、物事を教えるための過程を示したものです。
ジェローム・ブルーナー アメリカの心理学者で「認知心理学」の第一人者です。
物事を一方的に伝えるのではなく、子どもたちに考えさせることを大切だとしていたり、
どの科目であっても、適切とされている年齢より低い年齢の子どもにも基礎を教えることが出来るとしています。
発達段階に応じて伝え方を工夫することで難しいことでも基礎を伝えることが出来ると考えていました。
バラス・スキナー アメリカの心理学者で行動分析学の創始者です。
人間の行動は過去の出来事や経験に影響を受けるものと考え、
報酬や懲罰による行動の変化があることを「オペラント条件づけ」と呼び研究を重ね、
行動分析学を体系化しました。
行動分析学(ABA)は療育の場面でも取り入れられている。
ジャン・ピアジェ スイスの心理学者です。発達心理学の父と呼ばれています。
人の思考過程の成長を4段階に分けて発達段階論を示しました。
1 感覚運動段階(0~2歳)
2 前操作段階(2~7歳)
3 具体的操作段階(7~12歳)
4 形式的操作段階(12歳以降)
としました。
レフ・ヴィゴツキー ソビエト連邦の心理学者です。
ピアジェが人の発達段階は固定された4つの段階があることを示していることに対し、
ヴィゴツキーは他者の介入によってその時々の発達水準は変化し、
今日の発達水準から、教授行為を受けたことによる明日の発達水準までの伸びしろを
「発達の最近接領域」といいます。
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02
スキナー(Skinner, B.F.)が適切です。
ドイツの教育学者です。
トゥイスコン・ツィラーの五段階教授法を、「 予備、提示 、比較、統括 、応用」と改めました。
ジェローム・ブルーナー アメリカの心理学者です。
心理学において影響力を及ぼす「認知心理学」という分野の第一人者で、 認知心理学を教育に適用し、「発見学習」の生みの親としても言われています。
バラス・スキナー アメリカの心理学者です。
行動分析の創始者であり、自らの立場を「徹底的行動主義」と称しました。
オペラント条件づけの教育的応用としてのプログラム学習と、これを具現化したティーチング・マシンを開発しました。
ジャン・ピアジェ スイスの心理学者です。
「発達段階論」を唱えました。
1. 感覚運動段階(0~2歳)
2. 前操作段階(2~7歳)
3. 具体的操作段階(7~12歳)
4. 形式的操作段階(12歳以降)
としています。
レフ・ヴィゴツキー ソビエト連邦の心理学者
「発達の最近接領域」を唱えました。
子どもの発達は「一人でできる」「他者の手助けがあればできる」「できない」の三領域に分けることができ、その中でも「他者の手助けがあればできること」が、発達の最近接領域と言われています。
それぞれの人物が提唱したもの、キーワードを覚えておきましょう。
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03
発達心理学者・教育学者等の人物に関する問題です。
ラインはドイツの教育学者です。ヘルバルトの教育学を継承・発展させ、授業の構成を「予備・提示・比較・総括・応用」の五段階教授法として体系化しました。この手法は日本の明治時代の教育現場にも大きな影響を与えました。
ブルーナーはアメリカの教育心理学者です。知識の受け売りではなく、子ども自身が知識の構造を自ら見つけ出す発見学習を提唱しました。どの発達段階の子どもにも、誠実に教えれば理解できるとする「螺旋型カリキュラム」を主張しました。
正答です。
スキナーは、パブロフの「古典的条件付け」をさらに発展させ、自発的な行動が結果(報酬や罰)によって変化する「オペラント条件付け」を提唱しました。正しい行動をしたあとに報酬を与えることで、その行動頻度を高めていく学習方法です。
スキナーはティーチング・マシーンでこのルーティンを自動化し、教師がいなくても効率的に学習が進むシステム(プログラム学習)を作りました。
ピアジェはスイスの発達心理学者です。子どもの認知発達を「感覚運動期」から「形式的操作期」までの4段階で捉えました。子どもを「小さな科学者」と呼び、環境との相互作用によって知識を構成すると考えました。
ヴィゴツキーはソビエトの心理学者です。一人でできることと、手助けがあればできることの間の「発達の最近接領域」に注目しました。学習は他者との対話や社会的相互作用を通じて行われるとし、言語の役割を重視しました。
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