保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問30 (教育原理 問10)
問題文
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)前期 問30(教育原理 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- こどもの居場所づくりが目指す理念とは、全てのこどもが、心身の状況や置かれている環境等にかかわらず、その権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができるようにすることである。
- こどもの居場所づくりにおいては、こども・若者の視点や子育て当事者の視点に立つこと、全てのこども・若者の健やかな成長や幸せな状態(ウェルビーイング)の向上に資すること、誰一人取り残さず、抜け落ちることのない支援であることが必要である。
- こども・若者の居場所とは、オンライン空間などではなく、実際に対面して様々な人や物と関わることのできる物理的な「場」のことである。
- その場を居場所と感じるかどうかは、こども・若者本人が決めることであり、そこに行くかどうか、どう過ごすか、その場をどのようにしていきたいかなど、こども・若者が自ら決め、行動する姿勢など、こども・若者の主体性を大切にすることが求められる。
- 居場所とは、こども・若者本人が決めるものである一方で、居場所をつくることとは、第三者が中心となって行われるものであるため、居場所と感じることと、居場所づくりには隔たりが生じ得る。こどもの居場所づくりを進めるに当たっては、この隔たりを認識することが必要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
「こどもの居場所」とは、こどもや若者が安心して過ごせる場所のことを言います。
こども・若者本人にとって居心地が良いと思えるものであれば、
どんな場所・時間・人との関係性であっても居場所となり得ます。
適切な記述です。
こどもの健やかな成長には、社会とのつながりが欠かせません。
こどもの孤立化を防ぐために、こどもがどのような状況・環境にあったとしても
安心して過ごせるような「居場所」を確保することが重要です。
適切な記述です。
学びの選択肢や課題が多様化している昨今、
誰一人抜け落ちることのない支援という視点も欠かせません。
不適切な記述です。
したがって、この選択肢が正解となります。
指針では、対面による物理的な「居場所」だけではなく、
オンライン空間の「居場所」も認めていくべきとする考え方が明記されています。
以下、指針より抜粋
「対面による居場所のみならず、オンラインの居場所は、特別なニーズを持つこども・若者や地域性を忌避する傾向のあるこども・若者などにとって、初めの一歩としてつながりやすく、オンラインの居場所の中でサポートが完結することもある。」
適切な記述です。
おとなが一方的に指示したり、居場所を固定化させるのではなく、
こども・若者の視点で居心地がよいと感じられる場所を選べることが重要です。
適切な記述です。
こども・若者が真に「居場所」だと思えるような場所を
第三者である大人が率先して作るということは、決して容易なことではありません。
こども・若者に必要な支援を行き届かせるためには、
社会全体として、居場所づくりの活動に目を向けて行く必要があります。
「こどもの居場所づくり」が重要視されるようになった背景には、
少子化・核家族化や、パンデミックの影響による、地域コミュニティの希薄化があります。
従来、多くの子どもの「居場所」であるとされてきた「学校」さえ
必ずしもすべての子どもにとって安心できる場所であるとは言えず、
多種多様な形での支援やサポートが必要とされています。
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02
「こどもの居場所づくりに関する指針」に関する問題です。
適切です。
適切です。
不適切です。
同指針の第2章 こどもの居場所づくりに関する基本的事項 1. こどもの居場所とは には、以下のように明記されています。
こども・若者が過ごす場所、時間、人との関係性全てが、こども・若者にとっての居場所になり得る。すなわち居場所とは、物理的な「場」だけでなく、遊びや体験活動、オンライン空間といった多様な形態をとり得るものである。
つまり、リアルな場だけではなく、SNSやオンラインなどのデジタル空間も居場所になることがあるとしています。
適切です。
適切です。
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03
こどもの居場所作りは、「ふやす・つなぐ・みがく・ふりかえる」の視点が重要とされています。
適切です。
*すべてのこどもの幸せが、子どもの居場所づくりの理念でもあります。
適切です。
*こども・若者視点で展開される居場所作りにおいて、誰ひとりとして抜けることのない支援が重要です。
不適切です。
*実際にその場にいなくても、オンラインという空間において、そこを居場所としていく方向性も示されています。
以上のことからこの選択肢は正答です。
適切です。
*居場所とは、自分が心地よく安心できる場所でなくてはなりません。そのために、こども・若者の主体的な行動を大切にしていきます。
適切です。
*こども・若者にとっての居場所は、居場所をつくる第三者との間に、考え方の違いや隔たりもあります。重要なのは「子ども目線」での居場所づくりが重要とされています。
地域社会の中で、みんなで子育てをしていた時代とは異なり、子どもを取り巻く環境は変化しています。子どもが安心してほっとする場所が大切になります。
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