保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問34 (社会的養護 問4)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問34(社会的養護 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「里親及びファミリーホーム養育指針」(平成24年3月厚生労働省)の「里親・ファミリーホームの理念」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

・ 里親及びファミリーホームは、社会的養護を必要とする子どもを、養育者の家庭に迎え入れて養育する「( A )」である。
・ また、社会的養護の担い手として、( B )な責任に基づいて提供される養育の場である。
・ 社会的養護の養育は、家庭内の養育者が単独で担えるものではなく、家庭外の協力者なくして成立し得ない。(中略)家庭内における養育上の課題や問題を解決し或いは予防するためにも、養育者は協力者を活用し、養育のありかたをできるだけ「( C )」必要がある。
  • A:家庭養護   B:道徳的  C:ひらく
  • A:家庭養護   B:社会的  C:ひらく
  • A:家庭的養護  B:道徳的  C:ひらく
  • A:家庭的養護  B:道徳的  C:つなぐ
  • A:家庭的養護  B:社会的  C:つなぐ

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この過去問の解説 (3件)

01

里親制度及びファミリーホーム養育指針」では、家庭養護の具体的なありかたについて示されています。以前のような施設での養護より、家庭的な環境での養育(里親制度、ファミリーホーム)のほうが子どもの心身の安定や社会的自立の環境が整えられているとして推進されています。


 

・里親及びファミリーホームは、社会的養護を必要とする子どもを、養育者の家庭に迎え入れて養育する「( 家庭養護 )」である。

・また、社会的養護の担い手として、( 社会的 )な責任に基づいて提供される養育の場である。

・ 社会的養護の養育は、家庭内の養育者が単独で担えるものではなく、家庭外の協力者なくして成立し得ない。養育責任を社会的に共有して成り立つものである。また、家庭内における養育上の課題や問題を解決し或いは予防するためにも、養育者は協力者を活用し、養育のありかたをできるだけ「( ひらく )」必要がある。


 

選択肢1. A:家庭養護   B:道徳的  C:ひらく

誤りです。

選択肢2. A:家庭養護   B:社会的  C:ひらく

正解です。

選択肢3. A:家庭的養護  B:道徳的  C:ひらく

誤りです。

選択肢4. A:家庭的養護  B:道徳的  C:つなぐ

誤りです。

選択肢5. A:家庭的養護  B:社会的  C:つなぐ

誤りです。

まとめ

社会的養護は社会全体で担うことについても記されています。

参考になった数130

02

里親やファミリーホームの理念は、家庭養護を必要とする子どもに家庭的な環境を提供することを基本としています。養育者の責任や家庭外の協力者との関係性を含め、子どもに安定した生活と成長の場を保障する考え方が示されています。

選択肢1. A:家庭養護   B:道徳的  C:ひらく

不正解です。

選択肢2. A:家庭養護   B:社会的  C:ひらく

正解になります。

選択肢3. A:家庭的養護  B:道徳的  C:ひらく

不正解です。

選択肢4. A:家庭的養護  B:道徳的  C:つなぐ

不正解です。

選択肢5. A:家庭的養護  B:社会的  C:つなぐ

不正解です。

まとめ

里親やファミリーホームの理念は、子どもを家庭的な環境で育てる「家庭養護」を基本とし、養育は単なる制度上の義務ではなく社会的責任に基づいて行われます。また、家庭内だけで完結せず、家庭外の協力者を活用して養育環境をひらくことが重要とされています。この考え方を理解することで里親・ファミリーホームの役割が明確になります。

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03

「里親及びファミリーホーム養育指針」における、里親・ファミリーホームの基本的な位置づけ(家庭養護・公的な社会的責任・社会にひらかれた養育)を問う穴埋め問題です。

選択肢2. A:家庭養護   B:社会的  C:ひらく

・ 里親及びファミリーホームは、社会的養護を必要とする子どもを、養育者の家庭に迎え入れて養育する「( A:家庭養護 )」である。
・ また、社会的養護の担い手として、( B:社会的 )な責任に基づいて提供される養育の場である。
・ 社会的養護の養育は、家庭内の養育者が単独で担えるものではなく、家庭外の協力者なくして成立し得ない。(中略)家庭内における養育上の課題や問題を解決し或いは予防するためにも、養育者は協力者を活用し、養育のありかたをできるだけ「( C:ひらく )」必要がある。

 

A:家庭養護(× 家庭的養護)

家庭養護:里親・ファミリーホームなど、養育者の家庭に迎え入れる養育
家庭的養護:施設での小規模グループケアなど、家庭に近い環境での養育
里親・ファミリーホームは実際の家庭で育てる「家庭養護」であり、施設の小規模化を指す「家庭的養護」とは異なります。

B:社会的(× 道徳的)

社会的養護の担い手としての責任は「社会的な責任」です。

「道徳的な責任」は個人の倫理観に基づく表現であり、社会制度としての養護の文脈には合いません。

 

 

C:ひらく(× つなぐ)

外部の協力者を活用し、養育を閉鎖的にしないという意味です。

「つなぐ」は関係をつなぐイメージですが、原文は「開かれた養育」を意味する「ひらく」です。

まとめ

「家庭養護」と「家庭的養護」は試験最頻出の引っかけペアです。

「養護」の前に「的」がつくかどうかで全く意味が変わります。

里親=家庭養護、施設の小規模化=家庭的養護と確実に区別しておきましょう。

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