保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問124 (子どもの食と栄養 問4)
問題文
A 成人が体内で合成できない8種類のアミノ酸を必須アミノ酸という。
B たんぱく質の1g当たりのエネルギー量は約9kcalである。
C 動物性食品と植物性食品を組み合わせることで、互いに不足しているアミノ酸を補い合い、たんぱく質の栄養価を高めることができる。
D 食品中のたんぱく質の栄養価を評価する方法の一つに、アミノ酸スコアがある。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問124(子どもの食と栄養 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
A 成人が体内で合成できない8種類のアミノ酸を必須アミノ酸という。
B たんぱく質の1g当たりのエネルギー量は約9kcalである。
C 動物性食品と植物性食品を組み合わせることで、互いに不足しているアミノ酸を補い合い、たんぱく質の栄養価を高めることができる。
D 食品中のたんぱく質の栄養価を評価する方法の一つに、アミノ酸スコアがある。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
たんぱく質は、筋肉や血を作る「体の材料」です。
ポイントは数字です。
まずカロリーは脂質(9kcal)以外は「4kcal」。
そして、体で作れない必須アミノ酸は、昔は8種と言われていましたが、
現在はヒスチジンを含めた「9種類」が正解です。
この「4」と「9」という数字を正確に押さえておけば、
迷わず正解を選べます。
また、「アミノ酸スコア」は食材の通信簿のようなもので、
肉や卵は100点満点、というイメージを持っておきましょう。
では、解説を見ていきましょう。
A:×
「8種類」ではなく、「9種類」です!
以前は幼児は9種類、成人は8種類(ヒスチジンを除く)
と言われていた時期もありましたが、
現在は「大人も子どもも9種類」が定説となり、
試験でも「9種類」が正解となります。
※バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、ヒスチジンの9つ
B:×
「9kcal」ではなく、「約4kcal」です!
エネルギー(カロリー)の数字は以下の
「4・9・4」のリズムで覚えましょう。
たんぱく質:4kcal
脂質:9kcal(これだけ高い!)
炭水化物:4kcal
C:○
これを「アミノ酸の補足効果」と呼びます。
例えば、「お米(リジンが少ない)」を食べる時に、
「納豆(リジンが多い)」を一緒に食べると、
お互いの弱点をカバーして、全体として栄養満点になります。
「ご飯に納豆」「パンに牛乳」は、理にかなった最強コンビなのです。
D:○
アミノ酸スコアとは、
その食品に必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを
「100点満点」で採点したものです。
スコア100(優秀):卵、牛乳、肉、魚、大豆など
スコアが低い:精白米、小麦粉など(何かのアミノ酸が足りない)
たんぱく質の数字は、これで完璧にしましょう!
種類:必須アミノ酸は「9種類」(ナイン!)
熱量:カロリーは「4kcal」(脂質だけ9kcal!)
評価:「アミノ酸スコア」で100点を目指す!(合わせ技で点数アップ!)
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02
たんぱく質やアミノ酸に関する知識は、「子どもの食と栄養」において非常に重要です。特に「数字」や「種類」のひっかけに注意が必要です。
A 成人が体内で合成できない8種類のアミノ酸を必須アミノ酸という。(×)
必須アミノ酸は9種類です。以前は「8種類」とされていましたが、現在はヒスチジンを加えた9種類とされています。
必須アミノ酸9種類:イソロイシン・ロイシン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン・トリプトファン・バリン・ヒスチジン
B たんぱく質の1g当たりのエネルギー量は約9kcalである。(×)
たんぱく質、糖質は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalです。
たんぱく質・糖質から得られるエネルギーは少なく、脂質から得られるのは多いです。
C 動物性食品と植物性食品を組み合わせることで、互いに不足しているアミノ酸を補い合い、たんぱく質の栄養価を高めることができる。(○)
たんぱく質は、どれか一つでも足りないアミノ酸があると、そのレベルに合わせて全体の栄養価が下がってしまいます(桶の理論)。
ご飯+卵、豆腐+肉と、植物性と動物性を組み合わせることで、栄養価を高められます。
D 食品中のたんぱく質の栄養価を評価する方法の一つに、アミノ酸スコアがある。(○)
アミノ酸スコアは、食品中の必須アミノ酸がどれだけ理想的な比率で含まれているかを100点満点で示したものです。
食について細かい数字を覚えていくのは、ときどきおっくうになるかもしれません。
こう考えてみるのはどうでしょうか。
必須アミノ酸が足りない場合:
体(たんぱく質の塊)が作られないと、子どもたちが元気に走り回れません。
また、幸せを感じたり、やる気を出したりするホルモンも、もとをたどれば「たんぱく質(アミノ酸)」から作られています。
体も心も健康でいるために、9種類の必須アミノ酸は大事なのです。
1gあたり4kcal?9kcal?:
子どもたちにお腹いっぱい食べてもらいたいのは、誰もが願うことです。
ただご飯を与えればよいのではなく、せっかくならバランスのとれた食事を提供したいものです。
脂質(9kcal)ばかりでは胃がもたれてしまうし、たんぱく質(4kcal)がたりないと体や心が育ちません。
現場では、限られた予算と食材でやりくりしています。「アミノ酸スコア100」は、栄養バランスを考える指標になります。
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