保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問143 (保育実習理論 問3)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問143(保育実習理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の楽譜からメジャーコード(長三和音)を抽出した正しい組み合わせを1つ選びなさい。
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  • ア  イ  ウ
  • ア  ウ  カ
  • イ  ウ  オ
  • イ  エ  オ
  • ウ  エ  カ

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題で絶対に押さえておくべきポイントは、
「長三和音(メジャーコード)」を見分けるための
「半音の数(4+3の公式)」と、
引っかけとして出題される「和音の転回形(並べ替え)」です。
メジャーコードは明るい響き(長3度+短3度=半音4つ+3つ)、
マイナーコードは暗い響き(短3度+長3度=半音3つ+4つ)
という大原則があります。
また、音符が順番通りに並んでおらず、
音と音の間が広く開いている時は、
まず「下から順番(だんご状)」
になるように並べ替えてから半音を数えるという鉄則を意識して、
各選択肢を見ていきましょう。

選択肢4. イ  エ  オ

ア:×
ド・ミ・ラ(C-E-A)
楽譜に書かれている順番はド(C)→ミ(E)→ラ(A)ですが、
これを基本の形に並べ替えると「ラ(A) → ド(C) → ミ(E)」となります。
ラとドの間は半音3つ、ドとミの間は半音4つの【3+4】となるため、これはラ(A)を根音とするAマイナー(短三和音)の転回形です。メジャーではないため不正解です。

イ:○
ド・ファ・ラ(C-F-A)
楽譜の順はド(C)→ファ(F)→ラ(A)ですが、基本の形に並べ替えると「ファ(F) → ラ(A) → ド(C)」となります。
ファとラの間は半音4つ、ラとドの間は半音3つの【4+3】となるため、ファ(F)を根音とするFメジャー(長三和音)の転回形です。

ウ:×
ミ・ソ・シ(E-G-B)
そのままの間隔を数えます。ミとソの間は半音3つ、ソとシの間は半音4つの【3+4】となるため、ミ(E)を根音とするEマイナー(短三和音)です。メジャーではないため不正解です。

エ:○
レ・ファ♯・ラ(D-F♯-A)
そのままの間隔を数えます。レとファ♯の間は半音4つ、ファ♯とラの間は半音3つの【4+3】となるため、レ(D)を根音とするDメジャー(長三和音)です。
※ファに「♯(シャープ)」がついていることで長3度になり、メジャーコードが成立しています。

オ:○
ラ・ド♯・ミ(A-C♯-E)
そのままの間隔を数えます。ラとド♯の間は半音4つ、ド♯とミの間は半音3つの【4+3】となるため、ラ(A)を根音とするAメジャー(長三和音)です。
※ドに「♯(シャープ)」がついているのがメジャーになる鍵です。

カ:×
シ・レ・ファ(B-D-F)
そのままの間隔を数えます。シとレの間は半音3つ、レとファの間も半音3つの【3+3】となります。これはメジャーでもマイナーでもない、極めて不安定な響きを持つBディミニッシュ(減三和音)であるため不正解です。

まとめ

和音(コード)の問題は、以下の「公式」と「引っかけパターン」で確実に攻略しましょう!
1. 明るいメジャーの公式:下から「4つ + 3つ」(長三和音)!
2. 暗いマイナーの公式:下から「3つ + 4つ」(短三和音)!
3. 転回形のトラップ:音と音が離れていたら、必ず下から順番に並べ替えてから数える!
4. 臨時記号のトラップ:「♯(シャープ)」や「♭(フラット)」を見落とさない!

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02

コードには、「基本形」と「転回形」があります。

 

例:Cコード

基本形:ドミソ

転回形:ミソド、ソドミ

 

例:Fコード

基本形:ファラド

転回形:ドファラ、ラファド

 

基本形は譜面だとまるで団子のように、1音あいて並びます。

つまりコードの基本形は、全部線に乗っているか、全部「間」にあります。

「線・間・間」にあるような譜面は、基本形ではないということです。

 

「コードの問題では、まず基本形(団子の形)に戻してから」考えます。

この問題では、アとイを基本形に戻してから考えます。それ以外は、問題の時点で基本形です。

 

また「へ音記号」で書かれていますので、譜面の読み間違いに注意です。

 

コードを基本形にしたら、真ん中の団子が、下の団子から何音離れているかを数えます。

真ん中の団子が下の団子から

半音4つ離れている:メジャーコード

半音3つ離れている:マイナーコード

です。

 

ア:ド・ミ・ラ

基本形→ラ・ド・ミ

マイナーコードです(Am)。

 

イ:ド・ファ・ラ

基本形→ファ・ラ・ド

メジャーコード(Fコード)です。

ファから数えてラは半音4つ上です。

 

ウ:ミ・ソ・シ

マイナーコードです(Em)

 

エ:レ・ファ♯・ラ

メジャーコード(Dコード)です。

レから数えてファ♯は半音4つ上です。

 

オ:ラ・ド♯・ミ

メジャーコード(Aコード)です。

ラから数えてド♯は半音4つ上です。

 

カ:シ・レ・ファ

ディミニッシュと呼ばれるコードです

コードで表すとBm(♭5)で、マイナーコードの仲間です。

 

選択肢4. イ  エ  オ

正解です。

まとめ

ピアノの問題は、試験が始まったらまず忘れないうちに、

「メジャー、長3度、半音4つ」「マイナー、短3度、半音3つ」と、問題用紙の空いているところに書きます。

 

コードの問題が出たら、

①基本形(団子の形)に戻す

②2つ目の団子が半音4つ上ならメジャーコード、半音3つ上ならマイナーコード

と判断します。

鍵盤1オクターブ(黒鍵と白鍵のド~ド)を書いて、1音ずつ確かめてみるといいでしょう。

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