保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問159 (保育実習理論 問19)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問159(保育実習理論 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
S児童養護施設で実習をしている実習生Yさん(20歳、女性)は、6か月前に入所したKちゃん(5歳、女児)がお風呂から出た後、Kちゃんの髪をドライヤーで乾かしていた。すると、Kちゃんが「お姉さんは私が何でここにいるか知ってる?」と聞いてきた。Yさんが「Kちゃんがここにいる理由?Kちゃんは知っているのでしょう?」と聞くと、「わかんない。だって急にここに来たんだよ。誰も私がどうして来たのか教えてくれないんだよ」と答えた。

【設問】
次のうち、Yさんがとるべき対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 「Kちゃんがここに来た理由をKちゃんが知ったら悲しくなるから話さない、という職員さんたちの思いやりだと思うよ」とKちゃんに伝える。
  • S児童養護施設では、子どもが自分の状況について知る機会の保障はどのように行われているのか、実習の振り返りの際に実習指導者に聞いた。
  • 「Kちゃんが、早く家に帰りたいと話していました」と実習指導者に報告した。
  • 「来年、小学校に入学したら教えてくれると思うよ」とKちゃんに伝える。
  • Kちゃんの記録を閲覧させてもらったうえで、Kちゃんに入所理由を伝えた。

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この過去問の解説 (1件)

01

児童養護施設のなかには、自分がなぜここにいるのか、知らない子どももいます。

実習生の判断が問われる問題です。

選択肢1. 「Kちゃんがここに来た理由をKちゃんが知ったら悲しくなるから話さない、という職員さんたちの思いやりだと思うよ」とKちゃんに伝える。

職員の意図を実習生が推測してしまっています。

実際の入所理由や、伝えてよいかどうか、伝え方を確認してからにしましょう。

選択肢2. S児童養護施設では、子どもが自分の状況について知る機会の保障はどのように行われているのか、実習の振り返りの際に実習指導者に聞いた。

Kちゃんの質問は、自分がどのように生まれたのかを知る機会です。

「真実告知」とも呼ばれ、子どもと保育者(養育者)にとって大切です。

選択肢3. 「Kちゃんが、早く家に帰りたいと話していました」と実習指導者に報告した。

Kちゃんは、「ここに来た理由を教えてくれない」と言っています。早く家に帰りたいとは言っていません。

 

 

選択肢4. 「来年、小学校に入学したら教えてくれると思うよ」とKちゃんに伝える。

根拠がなく答えることは、万が一かなわなかった場合、強い不信感を与えます。

選択肢5. Kちゃんの記録を閲覧させてもらったうえで、Kちゃんに入所理由を伝えた。

記録を閲覧させてもらうのは正しいですが、入所理由を伝えてよいかどうかは職員の方に聞いてからにしましょう。

まとめ

児童養護施設では、チームで連携して保育をしています。

子どもからの質問が分からないときは、勝手に判断せずに指導者の方に聞いてみましょう。

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