保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問160 (保育実習理論 問20)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問160(保育実習理論 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
実習生のUさん(20歳、女性)が乳児院で実習をしている際、Mちゃん(3歳、女児)はUさんが抱っこをしようとしたり、着替えのために服を脱がせようとしたりすると大泣きをして、Uさんから逃げようとすることが続いていた。実習指導者にそのことを相談したところ、「Mちゃんは母親によるネグレクトの状態が長くて、体も丈夫じゃないから、人から触れられることがストレスなのだと思いますよ」とのことだった。

【設問】
次のうち、Uさんの対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  体に触れた時にMちゃんが逃げようとした際には、すぐに他の職員に交代してもらった。
B  Mちゃんと一緒に過ごす時間をとるようにし、「楽しいね」「きれいだね」など、ゆっくり言葉をかけながら関わった。
C  Mちゃんが泣いていても気にせず体に触れ、着替えさせることを続けた。
D  接触がストレスとなっているため、「泣くのだったら一人で着替えてね」とMちゃんに自分で着替えをするように促した。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

保育実習での一場面です。

触ろうとすると泣いて逃げてしまうMちゃんに、実習生がどう関わればいいか考えていきましょう。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:×

正解です。

 

A  体に触れた時にMちゃんが逃げようとした際には、すぐに他の職員に交代してもらった。(×)

ここが難しかったかもしれません。

「他の職員に交代すること」も選択肢としてはありますが、Uさん(実習生自身)もできることがないか考えながら関わりましょう。


B  Mちゃんと一緒に過ごす時間をとるようにし、「楽しいね」「きれいだね」など、ゆっくり言葉をかけながら関わった。(○)

信頼関係の構築のために大切です。


C  Mちゃんが泣いていても気にせず体に触れ、着替えさせることを続けた。(×)
これは虐待にあたりますので、絶対にしてはいけません。

 

D  接触がストレスとなっているため、「泣くのだったら一人で着替えてね」とMちゃんに自分で着替えをするように促した。(×)

自分で着替えられるようになるのは大事ですが、たとえば「靴が自分で履けるね」「靴下も履けるね」という、できたことに目を向けましょう。

まとめ

保育実習の記録では、「〇〇させる」「○○してもらう」といった書き方はあまりしません。

「関わる」「声を掛ける」「促す」「気をつける」など、自発的に、保育者とコミュニケーションを取りながら行えるような書き方をします。

 

問題文の面では、子どもに触るときには、「着替えをするね」などと、必ず声を掛けてから触ります。

また、できないことよりも、できること、できたことに目を向けた支援を考えていきましょう。

 

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