保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問76 (社会福祉 問16)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問76(社会福祉 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  基本サービスは、福祉サービスの利用料の支払い等の日常的な「金銭管理サービス」と、通帳や証書等の「書類等の預かりサービス」の2種類のみである。
B  実施主体は、都道府県に設置されている福祉事務所である。
C  対象は、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な者である。
D  適切な事業運営の確保のために、都道府県社会福祉協議会に運営適正化委員会を設置する。
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

利用者の利益を守るための「福祉サービス利用援助事業(日常生活自立支援事業)」に関する問題です。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:×

不正解です。

A:×  B:×  C:○  D:○

選択肢2. A:○  B:×  C:×  D:×

不正解です。

A:×  B:×  C:○  D:○

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:○

不正解です。

A:×  B:×  C:○  D:○

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

不正解です。

A:×  B:×  C:○  D:○

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:○

正解です。

A:×  B:×  C:○  D:○

 

A  基本サービスは、福祉サービスの利用料の支払い等の日常的な「金銭管理サービス」と、通帳や証書等の「書類等の預かりサービス」の2種類のみである。

福祉サービスの利用援助や、行政手続に関する援助もあります。


B  実施主体は、都道府県に設置されている福祉事務所である。

社会福祉協議会が実施主体です。


C  対象は、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な者である。

判断能力が不十分であり、日常生活を送りサービスを受けるさいに情報を入手したり、判断や理解をすることが難しい方が対象です。


D  適切な事業運営の確保のために、都道府県社会福祉協議会に運営適正化委員会を設置する。

社会福祉や法律、医療に詳しい者で構成される委員会を置くよう定められています。

まとめ

この事業により、利用者の親族による金銭的な搾取や、その他の被害が明らかになっているといわれています。

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02

福祉サービス利用援助事業は、判断能力が十分でない人の生活を支える支援です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:○

A:× 厚生労働省の定義には、「福祉サービスの利用援助」 「苦情解決制度の利用援助」 「行政手続きに関する援助」 「日常生活費の管理」 「定期的な訪問」の5種類が記載されています。

 

B:× 実施主体は、「都道府県・指定都市社会福祉協議会」になります。

 

C:○ 判断能力が十分でない認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等で、生活する上でサービスの理解や情報入手が困難な人が対象になります。

 

D:○ 社会福祉法第八十三条には、都道府県社会福祉協議会に運営適正化委員会を設置する旨が示されています。

 

 

以上のことからこの選択肢は正答です。

まとめ

地域の福祉に関する知識があると、保護者支援での情報提供ができます。

参考になった数1