保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問80 (社会福祉 問20)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問80(社会福祉 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「災害対策基本法」の「基本理念」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

・国、地方公共団体及びその他の公共機関の適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに、これと併せて、住民一人一人が自ら行う防災活動及び自主防災組織(中略)その他の地域における多様な主体が( A )に行う防災活動を促進すること。
・災害の発生直後その他必要な情報を収集することが困難なときであつても、できる限り的確に災害の状況を把握し、これに基づき人材、( B )その他の必要な資源を適切に配分することにより、人の生命及び身体を最も優先して保護すること。
・被災者による主体的な取組を阻害することのないよう配慮しつつ、被災者の年齢、性別、( C )の有無その他の被災者の事情を踏まえ、その時期に応じて適切に被災者を援護すること。

【語群】
ア 自発的  イ 協同的  ウ 物資
エ 支援金  オ 病気  カ 障害
  • A:ア  B:ウ  C:カ
  • A:ア  B:エ  C:オ
  • A:イ  B:ウ  C:オ
  • A:イ  B:ウ  C:カ
  • A:イ  B:エ  C:カ

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

災害時に防災の基本を知っているかどうかを問う問題です。

選択肢1. A:ア  B:ウ  C:カ

正解です。

A:ア  B:ウ  C:カ

 

・国、地方公共団体及びその他の公共機関の適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに、これと併せて、住民一人一人が自ら行う防災活動及び自主防災組織(中略)その他の地域における多様な主体が( A:ア 自発的  )に行う防災活動を促進すること。
・災害の発生直後その他必要な情報を収集することが困難なときであつても、できる限り的確に災害の状況を把握し、これに基づき人材、( B:ウ 物資 )その他の必要な資源を適切に配分することにより、人の生命及び身体を最も優先して保護すること。
・被災者による主体的な取組を阻害することのないよう配慮しつつ、被災者の年齢、性別、( C:カ 障害 )の有無その他の被災者の事情を踏まえ、その時期に応じて適切に被災者を援護すること。

選択肢2. A:ア  B:エ  C:オ

不正解です。

選択肢3. A:イ  B:ウ  C:オ

不正解です。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:カ

不正解です。

選択肢5. A:イ  B:エ  C:カ

不正解です。

まとめ

保育所は、一時的な避難場所になり得ます。

また災害の際に、命を預かる仕事として冷静に判断・行動できるかどうか、法律上や制度上の知識が問われています。

自発的に安全を確保できなければ、子どもや自分の命を守れません。

災害時は物資が限られますから、おむつやミルクをどのように分配するかが鍵になります。

災害時にも子どもの発達や健康状態を考えながら援助を行うのが理想です。

命を守るための出題です。

参考になった数36

02

災害時の基本的な考えや、行動の理解が求められています。語群の言葉を当てはめていくことで、全体の意味がつながり理解しやすくなります。

選択肢1. A:ア  B:ウ  C:カ

災害対策基本法 第一章総則 (基本理念)には次のように示されています。

 

・国、地方公共団体及びその他の公共機関の適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに、これと併せて、住民一人一人が自ら行う防災活動及び自主防災組織(中略)その他の地域における多様な主体が( 自発的 )に行う防災活動を促進すること。
・災害の発生直後その他必要な情報を収集することが困難なときであつても、できる限り的確に災害の状況を把握し、これに基づき人材、( 物資 )その他の必要な資源を適切に配分することにより、人の生命及び身体を最も優先して保護すること。
・被災者による主体的な取組を阻害することのないよう配慮しつつ、被災者の年齢、性別、( 障害 )の有無その他の被災者の事情を踏まえ、その時期に応じて適切に被災者を援護すること。
 

 

以上のことからこの選択肢は正答です。

 

まとめ

保育現場では、子どもの命を守る責任や地域とのつながりなど、防災への備えを意識することが大切です。

参考になった数0