保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問86 (保育の心理学 問6)
問題文
次のうち、乳幼児における言語の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「ニャンニャン」という言葉を猫だけでなく、犬やライオンなど四足動物全般に使用することを、語の過大般用/語彙拡張(over−extension)という。
B 生後6か月頃からみられる、子音と母音を組み合わせた複数音節からなる発声を、ジャーゴンという。
C 4、5歳頃になると、多くの子どもは文字に興味をもち始めるが、まだ正確に文字を書くことは難しいため、鏡映文字と呼ばれる左右が逆転した文字を書くことがある。
D しりとり遊びでは、例えば「めだか」の最後の文字が「か」であることに気づいて、「か」で始まる言葉を探すことが必要であり、このような言葉遊びを通して音韻意識の発達が促される。
A 「ニャンニャン」という言葉を猫だけでなく、犬やライオンなど四足動物全般に使用することを、語の過大般用/語彙拡張(over−extension)という。
B 生後6か月頃からみられる、子音と母音を組み合わせた複数音節からなる発声を、ジャーゴンという。
C 4、5歳頃になると、多くの子どもは文字に興味をもち始めるが、まだ正確に文字を書くことは難しいため、鏡映文字と呼ばれる左右が逆転した文字を書くことがある。
D しりとり遊びでは、例えば「めだか」の最後の文字が「か」であることに気づいて、「か」で始まる言葉を探すことが必要であり、このような言葉遊びを通して音韻意識の発達が促される。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)前期 問86(保育の心理学 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、乳幼児における言語の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 「ニャンニャン」という言葉を猫だけでなく、犬やライオンなど四足動物全般に使用することを、語の過大般用/語彙拡張(over−extension)という。
B 生後6か月頃からみられる、子音と母音を組み合わせた複数音節からなる発声を、ジャーゴンという。
C 4、5歳頃になると、多くの子どもは文字に興味をもち始めるが、まだ正確に文字を書くことは難しいため、鏡映文字と呼ばれる左右が逆転した文字を書くことがある。
D しりとり遊びでは、例えば「めだか」の最後の文字が「か」であることに気づいて、「か」で始まる言葉を探すことが必要であり、このような言葉遊びを通して音韻意識の発達が促される。
A 「ニャンニャン」という言葉を猫だけでなく、犬やライオンなど四足動物全般に使用することを、語の過大般用/語彙拡張(over−extension)という。
B 生後6か月頃からみられる、子音と母音を組み合わせた複数音節からなる発声を、ジャーゴンという。
C 4、5歳頃になると、多くの子どもは文字に興味をもち始めるが、まだ正確に文字を書くことは難しいため、鏡映文字と呼ばれる左右が逆転した文字を書くことがある。
D しりとり遊びでは、例えば「めだか」の最後の文字が「か」であることに気づいて、「か」で始まる言葉を探すことが必要であり、このような言葉遊びを通して音韻意識の発達が促される。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:× D:×
- A:× B:× C:○ D:×
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この過去問の解説 (2件)
01
乳幼児の、言語発達の特徴や専門用語を、正しく理解しておきましょう。
A:○ 語の過大般用とは、大人が普段使用している意味が決まっている言葉の適用範囲よリ、広く使うことです。
B:× この記述は「喃語」と言われるもので、ジャーゴンとは、1歳半頃から見られ、大人の話すリズムに近いですが、意味のない言葉を発することです。
C:○ 鏡文字とは、左右反対の状態で書かれた文字のことで、病気などではなく自然に起こる、この時期に見られる現象です。
D:○ しりとりは、言葉の最後の音に注意して聞くことが大切です。このことは、音韻意識を育てるのに有効な遊びになります。
以上のことからこの選択肢は正答です。
保育者は、絵本の読み聞かせや手遊びなどを通して、子どもの言語を促す役目があります。
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02
赤ちゃんが言葉を覚えていき、話せるようになることは、目を見張るものがあります。言語発達についての問題です。
この選択肢が正解です。
A 「ニャンニャン」という言葉を猫だけでなく、犬やライオンなど四足動物全般に使用することを、語の過大般用/語彙拡張(over−extension)という。
〇です。
1-2歳ごろに見られます。言葉のカテゴリー分けが曖昧で、限られた言葉で多くのことを表現しようとするために起こります。
語彙が増えるにつれて、正確な使い分けができるようになっていきます。
B 生後6か月頃からみられる、子音と母音を組み合わせた複数音節からなる発声を、ジャーゴンという。
×です。
これは喃語(なんご)の説明です。
ジャーゴンでは、大人の会話のリズムやイントネーションを真似して言っていますが、多くの場合、何を言っているかは不明瞭です。
会話の形式を真似しているといわれています。「テレビをよく見ますか?(語尾が上がる)」「はい、見ます(下がる)」のような抑揚や、会話のやり方を学んでいるとされます。
C 4、5歳頃になると、多くの子どもは文字に興味をもち始めるが、まだ正確に文字を書くことは難しいため、鏡映文字と呼ばれる左右が逆転した文字を書くことがある。
〇です。
自分の名前を書こうとして、鏡に映した文字になってしまうことがあります。
左右の概念や空間の把握などがまだ発達しておらず、このようになります。
D しりとり遊びでは、例えば「めだか」の最後の文字が「か」であることに気づいて、「か」で始まる言葉を探すことが必要であり、このような言葉遊びを通して音韻意識の発達が促される。
〇です。
しりとりでは、言葉を探すだけでなく、「ん」がついたら負けという簡単なルールも含まれます。
子どもの会話や表現、文字の書き方を頭ごなしに否定すると、言語発達への意欲がそがれてしまいます。
楽しみながら言葉の発達を促せるとよいでしょう。
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