保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問105 (子どもの保健 問5)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問105(子どもの保健 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の疾患と、【Ⅱ群】の症状を結びつけた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  IgA血管炎
B  肥厚性幽門狭窄症
C  胆道閉鎖症
D  肘内障
E  腸重積症

【Ⅱ群】
ア  急に腹部を痛がって泣き出し、しばらく落ち着くがまた痛がって泣き出すことを繰り返す。嘔吐、いちごジャム状の血便を認める。
イ  急に片方の腕を動かせなくなり、腕を上にあげると痛がる。
ウ  食欲はあるが黄疸と白色便を認める。
エ  ミルクを飲んでしばらくした後に噴水状の嘔吐を繰り返す。
オ  下肢に紫斑を認め、足が腫れて、腹痛と血便を認める。
  • A:ア  B:ウ  C:イ  D:エ  E:オ
  • A:ア  B:オ  C:ウ  D:イ  E:エ
  • A:イ  B:ウ  C:エ  D:オ  E:ア
  • A:オ  B:ア  C:エ  D:イ  E:ウ
  • A:オ  B:エ  C:ウ  D:イ  E:ア

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

疾患名と症状の特徴を、覚えておきましょう。

選択肢5. A:オ  B:エ  C:ウ  D:イ  E:ア

A:オ アレルギー性紫斑病とも言われ、風邪から発症することがあり、小児に多く見られます。

 

B:エ 生後3~6週で発症し、激しく嘔吐を繰り返します。胃から腸の筋肉が、厚く(肥厚)なっていることが原因と言われています。

 

C:ウ 胆管が塞がってしまう病気で、体や目に黄疸症状が表われます。

 

D:イ 手を引っ張られた後に、痛がって動かさなくなる、脱臼の状態のことです。

 

E:ア 腸が詰まった状態で、腹痛、嘔吐、血便の症状があり、急に痛くなったり、落ち着いたりします。特に2歳児頃までの子どもに見られる病気です。

 

以上のことからこの選択肢は正答です。

まとめ

子どもたちの病歴を知っておくことで、「様子が違うな」と小さな変化にも気づきやすくなります。

参考になった数13