保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問108 (子どもの保健 問8)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問108(子どもの保健 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン【事故防止のための取組み】~施設・事業者向け~」における食品による窒息事故が起こる要因に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句および数字を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

・子どもでは、歯の発育、( A )の発達の程度、あわてて食べるなどの行動により窒息事故が起こる原因となり得る。
・窒息事例で多い餅の物性は、口に入るときの温度が( B )℃では軟らかく、付着性が小さいが、( C )℃くらいになると、付着性が増加し、窒息原因になりやすい。
・ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは、( D )と固さを増すため、十分に噛み切れないまま飲み込もうとして気道を塞ぐことがある。

【語群】
ア 歩行機能  イ 摂食機能
ウ 50〜60  エ 40
オ 温める  カ 冷やす
  • A:ア  B:ウ  C:エ  D:カ
  • A:ア  B:エ  C:ウ  D:オ
  • A:イ  B:ウ  C:エ  D:オ
  • A:イ  B:ウ  C:エ  D:カ
  • A:イ  B:エ  C:ウ  D:オ

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この過去問の解説 (3件)

01

食品による窒息事故が起こる要因に関する問題です。

 

「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン【事故防止のための取組み】~施設・事業者向け~」の「窒息事故の要因について」から、以下のように解答することができます。

 

 

・子どもでは、歯の発育、( 摂食機能 )の発達の程度、あわてて食べるなどの行動により窒息事故が起こる原因となり得る。


・窒息事例で多い餅の物性は、口に入るときの温度が( 50〜60 )℃では軟らかく、付着性が小さいが、( 40 )℃くらいになると、付着性が増加し、窒息原因になりやすい。


・ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは、( 冷やす )と固さを増すため、十分に噛み切れないまま飲み込もうとして気道を塞ぐことがある。

 

これらの窒息事故を起こさないために、どのような方法が望ましいのかも把握しておくとよいでしょう。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:エ  D:カ

正答です。

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02

現場において、安全管理はとても大切です。命に関わる事故を防ぐため、正確な知識を身につけましょう。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:エ  D:カ

正解です。

 

・子どもでは、歯の発育、( A:イ 摂食機能 )の発達の程度、あわてて食べるなどの行動により窒息事故が起こる原因となり得る。

摂食機能とは、「食べ物と分かる、認識する」「口に入れる」「そしゃくする」「嚥下する」の一連の機能を指します。

子どもは、「歯が生えそろっていない」「噛む力が弱い」「舌を使う力が未熟」「飲み込むタイミングの調整が未発達」という特徴から、窒息のリスクが高いです。

 


・窒息事例で多い餅の物性は、口に入るときの温度が( B:ウ 50〜60 )℃では軟らかく、付着性が小さいが、( C:エ 40 )℃くらいになると、付着性が増加し、窒息原因になりやすい。

40℃くらいで餅が冷めた状態になると、

・粘着性が増す。飲み込むとき張り付きやすくなる

・固くなって噛み切りにくくなる

・唾液と混ざって粘度が増す

という特徴があります。


・ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは、( D:カ 冷やす )と固さを増すため、十分に噛み切れないまま飲み込もうとして気道を塞ぐことがある。

ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは冷やすと固さ/弾力性が増します。

・カップから吸い込むように食べて、かたまりのまま喉に入ってしまう

・弾力があって気道を完全にふさいでしまう

・噛み切れずに飲み込む危険

といった危険もあります。

 

まとめ

保育現場では、調理方法や環境の整備が窒息の予防につながります。

一緒に食事を楽しみながら、見守りを忘れずに行いましょう。

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03

乳幼児や小児では、食品による窒息事故が発生することがあります。事故を防ぐためには、子どもの口腔や嚥下の発達段階、食品の特性、食べ方など、さまざまな要因を理解しておくことが重要です。ここでは、食品による窒息事故が起こる要因について整理します。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:エ  D:カ

A: イ
子どもでは、歯の生え方だけでなく、咀嚼能力(噛む力や上手に噛み砕く力)の発達の程度も窒息事故のリスクに影響します。咀嚼が未熟な乳幼児が固い食品や粘着性のある食品を飲み込もうとすると、気道が塞がれやすくなります。

 

B:ウ
餅などの食品は、口に入ったときの温度が50℃程度だと柔らかく、付着性が少ないため、比較的安全に食べられます。温度が高すぎると口内の感覚で咀嚼が難しくなることもあります。

 

C:エ
餅は加熱によって粘着性が増します。特に70℃くらいになると餅が粘着性を増し、口の中でまとまりやすく窒息の原因になりやすいため、食べさせる際には温度に注意する必要があります。

 

D:カ
ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは、カップから吸うときに吸引力が加わり、ゼリーの弾力や固さと相まって十分に噛まずに飲み込もうとしてしまい、気道を塞ぐ危険があります。このため、ゼリーや寒天菓子などの扱いには注意が必要です。

まとめ

食品による窒息事故は、子どもの咀嚼能力の未熟さや行動、食品の温度や粘着性、食べ方の工夫不足など、複数の要因が重なって発生します。餅は加熱温度によって粘着性が変化し、70℃くらいでは窒息リスクが高くなります。また、ミニカップタイプのゼリーは吸引力によって咀嚼前に飲み込む危険があるため、食べさせ方や温度管理に注意することが重要です。事故を防ぐためには、子どもの発達段階や食品の特性を理解し、安全に食べられる環境を整えることが求められます。

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