保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問116 (子どもの保健 問16)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問116(子どもの保健 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、チアノーゼを伴うタイプの心疾患の子どもに対する保育所での対応に関する記述として、不適切なものを1つ選びなさい。
  • 暑さで体調が悪くなることが多いため、夏場は涼しいところで生活するようにする。
  • 急に苦しそうにした時は、体を丸めて膝と胸をつけるような姿勢を取らせる。
  • 保育所で感染症が流行した時は、保護者に早めに連絡して家庭で保育するようにする。
  • 心臓手術後登園した際、チアノーゼの出現がみられないなら、運動制限の必要はない。
  • 定期接種で行える予防接種は、早めに接種するように保護者に勧める。

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この過去問の解説 (2件)

01

チアノーゼを伴うタイプの心疾患の子どもに対する保育所での対応に関する問題です。

 

【チアノーゼ】

血液中の酸素が不足し、皮膚や唇、爪の色などが青紫色に変化する症状のことです。特に乳幼児では、心疾患や呼吸器疾患のサインとして観察するポイントとなります。

選択肢1. 暑さで体調が悪くなることが多いため、夏場は涼しいところで生活するようにする。

適切です。

選択肢2. 急に苦しそうにした時は、体を丸めて膝と胸をつけるような姿勢を取らせる。

適切です。

選択肢3. 保育所で感染症が流行した時は、保護者に早めに連絡して家庭で保育するようにする。

適切です。

選択肢4. 心臓手術後登園した際、チアノーゼの出現がみられないなら、運動制限の必要はない。

不適切です。

手術後の子どもは、体力が低下している場合があります。運動制限の有無は医師の判断に基づく必要があります。チアノーゼの有無だけで判断することは望ましくありません。

選択肢5. 定期接種で行える予防接種は、早めに接種するように保護者に勧める。

適切です。

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02

チアノーゼ性心疾患とは、心臓の構造に生まれつき異常があり、血液がうまく酸素化されない病気です。

チアノーゼ(唇や指先が紫色)、疲れやすい、息切れしやすい、ゆっくり発達するといった特徴があります。

 

不適切なものを選ぶ問題です。

選択肢1. 暑さで体調が悪くなることが多いため、夏場は涼しいところで生活するようにする。

適切です。よって不正解です。

暑くて汗をかいて体の水分が減ると、血液が濃くドロドロになってしまいます。ドロドロの血液は心臓に負担がかかります。

 

選択肢2. 急に苦しそうにした時は、体を丸めて膝と胸をつけるような姿勢を取らせる。

適切です。よって不正解です。

 

「無酸素発作」を起こしている可能性があります。突然、酸素が体に行かなくなります。泣いたり興奮したり、排便時にいきんだり、起きたときなどに起こります。

足の血管を圧迫する姿勢で、足に行く血液が減り、肺に行く血液を増やします。

選択肢3. 保育所で感染症が流行した時は、保護者に早めに連絡して家庭で保育するようにする。

適切です。よって不正解です。

感染症が重症化しやすいため、医師と相談しながら登園を判断しましょう。

選択肢4. 心臓手術後登園した際、チアノーゼの出現がみられないなら、運動制限の必要はない。

不適切です。正解です。

手術後、安定しているように見えても、心臓の機能が完全ではない可能性があります。

運動会やプール、散歩など、勝手に判断せず、医師に確認しましょう。

選択肢5. 定期接種で行える予防接種は、早めに接種するように保護者に勧める。

適切です。よって不正解です。

本人の体調が良いときを判断しましょう。

まとめ

保護者や医師と連携するのはもちろん、ほかの子どもへどのように説明するかも、子ども自身と相談できるのがいいでしょう。

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