保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問15 (保育原理 問15)
問題文
【事例】
Kちゃん(女児)は2歳児クラスで、3歳になったばかりである。現在、Kちゃんは保育所でも家庭でも紙おむつを使っているが、最近はトイレでの排泄に興味をもつ姿が見られる。少し前まで、トイレに誘ってみてもKちゃんは、「すわらないの!」と言ってトイレに近づこうとしなかったが、最近は担当保育士が見守る中、便器に座り排泄できることが増えてきた。排泄できたときに、担当保育士が「できたね」と認めると、Kちゃんも満足そうな表情を見せるようになってきた。
Kちゃんの母親から、家庭でトイレット・トレーニングをしているといった話はこれまでのところ特にない。担当保育士は、この機会にKちゃんの紙おむつを布のパンツに切り替えていきたいと思い、母親と話をすることにした。
【設問】
次のうち、担当保育士からKちゃんの母親に話す内容として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A Kちゃんのトイレット・トレーニングを、まずは家庭から進めてくださいと伝える。
B 保育所では紙おむつをはずし、布のパンツを使っていきたいことを伝え、母親の意向をうかがう。
C 保育所での排泄に変化が出てきたことを伝え、家庭でもトイレに誘うなど働きかけてみてはどうかと伝える。
D 布のパンツに切り替える場合は、しばらくはズボンなどの着替えが多めに必要になることを伝える。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問15(保育原理 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
【事例】
Kちゃん(女児)は2歳児クラスで、3歳になったばかりである。現在、Kちゃんは保育所でも家庭でも紙おむつを使っているが、最近はトイレでの排泄に興味をもつ姿が見られる。少し前まで、トイレに誘ってみてもKちゃんは、「すわらないの!」と言ってトイレに近づこうとしなかったが、最近は担当保育士が見守る中、便器に座り排泄できることが増えてきた。排泄できたときに、担当保育士が「できたね」と認めると、Kちゃんも満足そうな表情を見せるようになってきた。
Kちゃんの母親から、家庭でトイレット・トレーニングをしているといった話はこれまでのところ特にない。担当保育士は、この機会にKちゃんの紙おむつを布のパンツに切り替えていきたいと思い、母親と話をすることにした。
【設問】
次のうち、担当保育士からKちゃんの母親に話す内容として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A Kちゃんのトイレット・トレーニングを、まずは家庭から進めてくださいと伝える。
B 保育所では紙おむつをはずし、布のパンツを使っていきたいことを伝え、母親の意向をうかがう。
C 保育所での排泄に変化が出てきたことを伝え、家庭でもトイレに誘うなど働きかけてみてはどうかと伝える。
D 布のパンツに切り替える場合は、しばらくはズボンなどの着替えが多めに必要になることを伝える。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:○
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
2歳児クラスでは、子どもの発達や興味に応じて排泄の自立を支援することが重要です。保育所保育指針では、トイレット・トレーニングは子どもの発達段階に応じ、家庭と保育所が連携して進めることが推奨されています。保育士は、子どもの意欲や成功体験を尊重しながら、保護者の意向を確認し、必要な支援や環境整備を一緒に考える姿勢が求められます。
A ×
指導は家庭だけに任せるのではなく、家庭と保育所で協力し、子どもの興味や発達に合わせて進めることが原則です。
B ○
保育所での方針変更については保護者の理解と同意を得ることが重要であり、一方的に進めるのは避けます。
C ○
家庭と保育所で情報共有し、子どもが自信をもって排泄に取り組めるよう、協力して支援する姿勢が必要です。
D ○
排泄自立に伴い、衣服の汚れや着替えが増えることを保護者に事前に伝え、環境面での準備を促すことが望ましいです。
2歳児のトイレット・トレーニングでは、子どもの意欲や発達を尊重しながら、家庭と保育所が協力して進めることが大切です。保育士は、保育所での支援方針を保護者に伝え、理解と同意を得るとともに、家庭でも働きかけや着替えの準備など環境面の配慮を相談します。一方的に家庭任せにするのではなく、子どもが安心して排泄に挑戦できるよう、情報共有と協力を行うことが指針の趣旨に沿った対応です。
参考になった数28
この解説の修正を提案する
02
「保育所保育指針」第4章の子育て支援には、
保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、
保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。
とあります。
Aちゃんは以前はトイレを嫌がっていましたが、近頃はトイレにも興味を示し、
自分から便器に座ったり排泄ができるようになってきました。
Aちゃんが自分から取り組もうとする意欲を大切にしながら、保護者とも連携していくことが大切です。
選択肢Aは、「まずは家庭から」と一方的に家庭での取り組みを促しています。
家庭との連携とはいえません。
選択肢Bは、保育所で取り組みたいことをまず伝えて母親の意向を尊重しています。
正しい選択肢です。
選択肢Cは、Aちゃんの様子を保護者に話し、今がトイレット・トレーニングを行うタイミングであることを保護者に伝えています。
正しい選択肢といえます。
選択肢Dは、トイレット・トレーニングを進めていくなかで、保護者の負担となることを予め伝えています。
正しい選択肢です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
正解です。
誤りです。
トイレット・トレーニングを行う際は家庭との信頼関係を大切にし、
連携を取りながら進めていくことが大切です。
家庭の負担になりすぎないように配慮を行いながら、保育所での子どもの様子をこまめに伝え、
子どもの成長をサポートしていくことが求められます。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
前の問題(問14)へ
令和7年(2025年)後期 問題一覧
次の問題(問16)へ