保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問26 (教育原理 問6)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問26(教育原理 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、イエナ・プランについての説明として、適切な記述を3つ選びなさい。
  • 学習者が取り組むことに価値を感じる課題を設定し、目的、計画、遂行、判断、評価というステップを踏んでカリキュラムを展開する。
  • 学級担任教員は「グループ・リーダー」と呼ばれる。
  • 3学年にわたる異年齢グループ(根幹グループ)において、個別指導や自立的な学習活動が行われる。
  • 「自由」と「協同」の原理のもと、子どもがどのようにどの順番で学習するかを教師と契約を結び、責任をもって取り組む個別学習を中心に行われる。
  • 学校での活動は、会話・遊び・仕事(学習)・催しという4つの基本活動を循環的に行うことで構成される。

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この過去問の解説 (2件)

01

イエナ・プランはドイツのペーター・ペーターゼンが創始者の教育法です。

のちにオランダでひろく普及しました。

イエナ・プランは「対話・遊び・仕事・催し」の4つの基本活動や、異年齢児学級(ファミリーグループ)が特徴です。

また、担任は「グループリーダー」と呼ばれ、子どもたちの学びの手助けをを行います。

 

選択肢1. 学習者が取り組むことに価値を感じる課題を設定し、目的、計画、遂行、判断、評価というステップを踏んでカリキュラムを展開する。

誤りです。

イエナ・プランでは、対話・遊び・仕事・催しの4つの活動を循環させます。

選択肢2. 学級担任教員は「グループ・リーダー」と呼ばれる。

正解です。

選択肢3. 3学年にわたる異年齢グループ(根幹グループ)において、個別指導や自立的な学習活動が行われる。

正解です。

選択肢4. 「自由」と「協同」の原理のもと、子どもがどのようにどの順番で学習するかを教師と契約を結び、責任をもって取り組む個別学習を中心に行われる。

誤りです。

アメリカの教育者ヘレン・パーカストが提唱した「ドルトンプラン」の内容です。

 

 

 

選択肢5. 学校での活動は、会話・遊び・仕事(学習)・催しという4つの基本活動を循環的に行うことで構成される。

正解です。

まとめ

イエナ・プランの教育と日本で行われている主な教育方法との違いを対比させて覚えておきましょう。

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02

イエナ・プランの具体的な特徴を正確に把握しているかが問われます。

他の教育プランの説明と差し替えられた引っかけに気を付けましょう。

選択肢1. 学習者が取り組むことに価値を感じる課題を設定し、目的、計画、遂行、判断、評価というステップを踏んでカリキュラムを展開する。

課題設定から「目的・計画・遂行・判断(評価)」のステップを踏んで展開する教育法は、キルパトリックが体系化した「プロジェクト・メソッド」であるため、誤り(×)です。

選択肢2. 学級担任教員は「グループ・リーダー」と呼ばれる。

イエナ・プランでは、教師は一方的に教え込む指導者ではなく、子どもたちの自律的な学びを支援・ファシリテートする存在として「グループ・リーダー」と呼ばれます。

選択肢3. 3学年にわたる異年齢グループ(根幹グループ)において、個別指導や自立的な学習活動が行われる。

従来の同年齢による学級編制を廃止し、3学年にわたる異年齢の子どもたちで構成される「根幹グループ(ファミリー・グループ)」を基本単位として活動するため、正しい(○)記述です。

選択肢4. 「自由」と「協同」の原理のもと、子どもがどのようにどの順番で学習するかを教師と契約を結び、責任をもって取り組む個別学習を中心に行われる。

主要教科の学習について教師と子どもが「学習契約(コントラクト)」を結び、個別学習を自分のペースで進める方法は、パーカーストが考案した「ドルトン・プラン」であるため、誤り(×)です。

選択肢5. 学校での活動は、会話・遊び・仕事(学習)・催しという4つの基本活動を循環的に行うことで構成される。

学校生活を「会話(対話)」「遊び」「仕事(学習)」「催し(行事・祝祭)」という4つの基本活動が循環するように時間割・環境を構成するため、正しい(○)記述です。

まとめ

イエナ・プランはペーター・ペーターゼンがドイツで開発した教育方法です。

「異年齢/4つの活動/グループ・リーダー」の3点がイエナ・プランのキーワードとして覚えておきましょう。

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