保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問28 (教育原理 問8)
問題文
次の文の( )にあてはまる語句として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1930年代からアメリカで提唱・実践された( )は、中心課程の周囲に分化した知識や技術を配置する形で構成される点に特徴がある。たとえば、子どもの生活課題を中心とした問題解決的な内容を設定し、周辺にはそれに必要な基礎的知識・技能を学習するような内容が構成される。
1930年代からアメリカで提唱・実践された( )は、中心課程の周囲に分化した知識や技術を配置する形で構成される点に特徴がある。たとえば、子どもの生活課題を中心とした問題解決的な内容を設定し、周辺にはそれに必要な基礎的知識・技能を学習するような内容が構成される。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問28(教育原理 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文の( )にあてはまる語句として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1930年代からアメリカで提唱・実践された( )は、中心課程の周囲に分化した知識や技術を配置する形で構成される点に特徴がある。たとえば、子どもの生活課題を中心とした問題解決的な内容を設定し、周辺にはそれに必要な基礎的知識・技能を学習するような内容が構成される。
1930年代からアメリカで提唱・実践された( )は、中心課程の周囲に分化した知識や技術を配置する形で構成される点に特徴がある。たとえば、子どもの生活課題を中心とした問題解決的な内容を設定し、周辺にはそれに必要な基礎的知識・技能を学習するような内容が構成される。
- 融合カリキュラム
- 経験カリキュラム
- 潜在的カリキュラム
- スタート・カリキュラム
- コア・カリキュラム
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この過去問の解説 (3件)
01
アメリカで提唱されたカリキュラムの特徴に関する説明が求められています。その特徴は、学習の課題を中心に据え、周囲に必要な知識や技術を配置する形で学習が進められることです。このような特徴を持つカリキュラムは、いくつかの種類がありますが、問題文に最も適しているカリキュラムについて考えてみましょう。
×
融合カリキュラムは、異なる分野の知識を統合して学ぶ方法です。課題を中心に据えてその周囲に必要な知識を配置するという特徴とは異なります。
×
経験カリキュラムは、実際の体験や経験に基づいた学習を重視するものです。このタイプのカリキュラムは、課題を中心に知識を配置する形には当てはまりません。
×
潜在的カリキュラムは、学校内で学ばれる公式な内容ではなく、無意識に学ばれる価値観や態度を指します。課題を中心に置いた知識の配置には関連しません。
×
スタート・カリキュラムは、教育の最初の段階で使われるものです。課題中心のアプローチという点では文中の特徴とは一致しません。
○
コア・カリキュラムは、中心となる学習課題に対して、それに必要な知識や技術を周囲に配置するという特徴を持っています。この形態は問題文に示された内容にぴったり当てはまります。
問題文で示されたカリキュラムの特徴に最も適しているのは「コア・カリキュラム」です。このカリキュラムでは、中心となる学習課題に関連する知識を周囲に配置する形で学習が進められるため、その他の選択肢とは異なるのがポイントです。
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02
1930年代、アメリカでは学校教育のあり方が見直されました。ジョン・デューイの経験主義に基づいて学校を「小さな社会」と位置づけ、コア・カリキュラムが実践されました。
ただ教科書から知識をつけるのではなく、子どもが自分で目標を立てたり、実行して経験することが重要だとされました。
誤りです。
融合カリキュラムとは、別々に行われていた教科の学習を統合した教育課程のことです。
例えば社会科(地理、歴史、公民)などがあり、関連する知識をつなげて学ぶことができます。
誤りです。
経験カリキュラムとは、教科書よりも体験を重視する教育のことです。子どもの興味や関心を優先し、自分で考えて動く経験を養うことができます。
誤りです。
潜在的カリキュラムとは、子どもたちが教えらえていないことを学ぶことです。
教科書などで教えられること(顕在的)なものではなく、社会的なルールなどを学ぶことです。
誤りです。
スタートカリキュラムとは幼稚園や保育園から小学校へ進む際、スムーズに移行できるようにするためのものです。慣れない環境に突然慣れるのは難しく不安も大きいので、入学後は生活科を中心にするなどの工夫が行われています。
正解です。
コア・カリキュラムは日本の戦後教育にも影響を与えたとされています。
カリキュラムは似たものがありますが、それぞれの違いを整理して覚えておきましょう。
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03
カリキュラム(教育課程)の編成類型に関する重要用語であり、「中核(コア)となる中心課程」と「その周辺に配置される基礎的分野(周辺課程)」で構成されるカリキュラムの特徴を問う問題です。
「中心課程(コア)の周囲に知識・技術を配置する」という構造がそのまま「コア・カリキュラム」の名前の由来です。
融合カリキュラムとは、歴史と地理を合わせて「社会科」とするように、関連する複数の教科を統合・再構成して1つの新しい教科として編成するカリキュラムです。
経験カリキュラム(活動カリキュラム)とは、子どもの興味・関心や直接体験、生活経験を基盤として構成されるカリキュラムです。
系統的な知識の伝達よりも子どもの自発的活動を重視します。
潜在的カリキュラム(ヒドゥン・カリキュラム)とは、学校の公式な教育課程(シラバスや指導計画)には明記されていないものの、学校の雰囲気、校則、教師の態度、人間関係などを通して子どもが無意識のうちに学ぶ価値観や行動規範のことです。
スタート・カリキュラムとは、小学校入学当初において、幼児教育(幼稚園・保育所等)での遊びを通じた学びから、小学校での教科の学習へとスムーズに適応・接続できるように工夫された初期の指導計画のことです。
コア・カリキュラムとは、1930年代のアメリカ(バージニア・プランなど)で提唱された教育課程の編成形態です。
生活上の共通課題や社会問題を解決する「中心課程(コア)」を核に据え、その周囲に関連する基礎的な知識や技能(周辺課程)を配置する二重構造をとる点に最大の特徴があります。
「スタート・カリキュラム」は保育所から小学校への接続に関わる重要な概念として近年注目されています。
カリキュラムの編成形態(コア、教科、経験、融合、潜在的など)は、「何を軸にして組み立てられているか」という構造の違いをイメージで捉えておくと迷いません。
それぞれのキーワード(「中心と周辺=コア」「隠れた=潜在的」など)をセットで覚えましょう。
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