保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問50 (子ども家庭福祉 問10)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問50(子ども家庭福祉 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「一時保護施設の設備及び運営に関する基準」(令和6年内閣府令第27号)における「一時保護施設の一般原則」に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  一時保護施設は、入所している児童の権利に十分配慮するとともに、一人一人の人格を尊重して、その運営を行わなければならない。
B  一時保護施設は、児童の保護者及び地域社会に対し、当該一時保護施設の運営の内容を適切に説明するよう努めなければならない。
C  一時保護施設は、自らその行う業務の質の評価を行うとともに、定期的に指導監査を受けて、それらの結果を公表し、常にその改善を図らなければならない。
D  一時保護施設の構造設備は、採光、換気等入所している児童の保健衛生及びこれらの児童に対する危害防止に十分な考慮を払って設けられなければならない。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

一時保護施設とは、児童福祉法に基づき、虐待などの恐れのある児童を一時的に保護する施設です。保護の期間は原則2か月以内となっており、施設の設置基準が決められています。

「一時保護基準の一般原則」は、「一時保護施設の設備及び運営に関する基準」の第4条に定められています。

 

選択肢A→正しいです。 

第4条1に書かれています。

選択肢B→正しいです。

第4条2に書かれています。

選択肢C→誤りです。第4条3に、こうあります。

一時保護施設は、自らその行う業務の質の評価を行うとともに、定期的に外部の者による評価を受けて、それらの結果を公表し、常にその改善を図らなければならない。

選択肢D正しいです。

第4条5に書かれています。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:×

誤りです。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正解です。

選択肢3. A:×  B:○  C:×  D:○

誤りです。

選択肢4. A:×  B:×  C:○  D:×

誤りです。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:○

誤りです。

まとめ

様々な事情で一時的に保護された子どもたちが安心して快適な環境で過ごせるよう、具体的な基準が設けられています。

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02

2024(令和6)年4月に施行された「一時保護施設の設備及び運営に関する基準」第4条(一時保護施設の一般原則)の条文理解を問う問題です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

A  一時保護施設は、入所している児童の権利に十分配慮するとともに、一人一人の人格を尊重して、その運営を行わなければならない。(

一時保護施設の基本原則として明記されている内容です。

「しなければならない」という義務規定ですが、正しいです。


B  一時保護施設は、児童の保護者及び地域社会に対し、当該一時保護施設の運営の内容を適切に説明するよう努めなければならない。(

「説明するよう努める」という努力義務として規定されています。

「しなければならない」ではなく「努めなければならない」という表現が正確に示されており、適切な内容です。


C  一時保護施設は、自らその行う業務の質の評価を行うとともに、定期的に指導監査を受けて、それらの結果を公表し、常にその改善を図らなければならない。(×

自らの業務の質を評価することは規定されていますが、「定期的に指導監査を受けて」という部分が誤りです。

「指導監査」ではなく「外部の者による評価(第三者評価)」が正しい表現です。


D  一時保護施設の構造設備は、採光、換気等入所している児童の保健衛生及びこれらの児童に対する危害防止に十分な考慮を払って設けられなければならない。(

施設の物理的な設備基準として明記されている内容です。

まとめ

ポイントをまとめます。

 

指導監査と外部評価(第三者評価)の違い 

指導監査⇒行政や自治体による検査(法令基準を守っているかのチェック・指導)

第三者評価⇒専門の第三者機関による評価(サービスの質の向上・利用者の選択のための客観的評価)

 

第三者評価(外部評価)がある理由

 ・行政の指導監査(最低基準)だけでは測れない、日々のケアやサービスの「質の高さ」を客観的に高めるため

 ・評価結果を広く公表することで、利用者が安心して施設を選べるようにし、施設の透明性を高めるため

 

 

義務と努力義務の違い

義務⇒〜しなければならない(強制・守らないと違法)

努力義務⇒〜努めなければならない(目標・罰則なし)
 

努力義務がある理由

・予算等の都合で守れない場合があるときに、いきなり罰則をつけると現場が混乱するため

・本当はやったほうが良いことを法律に明記して意識を高め、将来的に「義務」に移行するため

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