保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問61 (社会福祉 問1)
問題文
A 子育てや介護の問題は、家族が取り組むべき課題であるため社会福祉の対象ではない。
B 夫婦関係や親子関係などの家庭不和に関する問題の調整は公的責任の外であるが、その問題が生活困難、虐待などに繋がれば、社会福祉の対象となる。
C 個人の病気は生活上の苦しみの一つであると考えられるため、病気の治療は社会福祉の対象となる。
D 社会福祉の対象として、福祉問題、生活問題、生活障害、生活困難などがある。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問61(社会福祉 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
A 子育てや介護の問題は、家族が取り組むべき課題であるため社会福祉の対象ではない。
B 夫婦関係や親子関係などの家庭不和に関する問題の調整は公的責任の外であるが、その問題が生活困難、虐待などに繋がれば、社会福祉の対象となる。
C 個人の病気は生活上の苦しみの一つであると考えられるため、病気の治療は社会福祉の対象となる。
D 社会福祉の対象として、福祉問題、生活問題、生活障害、生活困難などがある。
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:○
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
社会福祉の対象を、特定の人だけではなく、さまざまな背景をもつ支援を必要とする枠で考えてみましょう。
A:× 子育て・介護は、社会全体で取り組む問題であるため、「社会福祉の対象」になります。
B:○ 家庭内の問題は、社会福祉の対象ではありませんが、生活困難や虐待の発生につながることがあれば、社会福祉の対象となります。
C:× 病気の治療は「医療の対象」になります。
D:○ 介護や社会で取り組むべき課題が多い福祉問題や、失業による低所得などの生活問題、体の不自由さや心の病などの生活障害、経済苦などの生活維持が難しい生活困難があります。
以上のことからこの選択肢は正答です。
社会福祉の範囲は広いので、ポイントを押さえて学んでおきましょう。
参考になった数143
この解説の修正を提案する
02
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
かつて日本では「子育てや親の介護は家族が家の中でやるもの」という考え方が主流でしたが、
現代では核家族化などが進み、これらは社会全体で支える「社会福祉の対象」へと大きく変化しました。
また、試験で非常によく出るひっかけが「医療と福祉の役割分担」です。
「病気そのものを治す(治療)」のは医療の仕事ですが、
病気によって「働けなくなった」「車いすでの生活が必要になった」といった
「生活上の困難をサポートする」のが社会福祉の仕事です。
この線引きを意識して、解説を見ていきましょう。
A:×
現代社会において、子育て(保育所、児童手当など)や介護(介護保険制度、特別養護老人ホームなど)は、
家族だけで抱え込む問題ではなく、社会全体で支援すべき「社会福祉の重要な対象」となっています。
B:○
例えば「単なる夫婦喧嘩」や「性格の不一致」は個人の問題(民事介入非干渉の原則など)ですが、
それがエスカレートしてDV(ドメスティック・バイオレンス)になったり、
児童虐待や経済的困窮に陥ったりした場合は、
個人の努力では解決できない「生活困難」となるため、
社会福祉の対象として介入が必要になります。
C:×
ここが最大のひっかけポイントです!
「病気の治療(医学的に治すこと)」は「医療」の対象です。
一方、病気になったことによって生じる「生活費が稼げない(貧困)」「日常の介助が必要になった(介護)」といった、
生活上の支障に対する支援が「社会福祉」の対象となります。
D:○
社会福祉学において、
人々が自力で解決できない生活上のマイナス状態(貧困、病気や障害による不自由、孤立など)を総称して、
「生活問題」や「生活困難」「生活障害」といった用語で表現します。
社会福祉の「対象範囲(どこからどこまでか)」については、
以下の3点を整理しておきましょう!
家族の責任からの脱却:子育てや介護は「家族の責任」ではなく、「社会全体(福祉)の対象」!
介入のボーダーライン:私的な家庭不和でも、「虐待や生活困難」が生じたら福祉が介入する!
医療との違い:「治療」をするのは医療!福祉は病気によって生じた「生活のしづらさ」をサポートする!
参考になった数21
この解説の修正を提案する
前の問題(問60)へ
令和7年(2025年)後期 問題一覧
次の問題(問62)へ