保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問63 (社会福祉 問3)
問題文
【Ⅰ群】
A 「児童の権利に関するジュネーブ宣言」
B 「児童福祉法」
C 「児童憲章」
D 「児童の権利に関する宣言」
【Ⅱ群】
ア 1951年に制定された児童の権利宣言であり、児童の幸福を追求するための道徳的規範である。
イ 国際連合憲章と世界人権宣言に基づき、児童の権利を尊重し、保護することを目的としている。
ウ 第一次世界大戦で多くの子どもたちが犠牲になったことの反省から、1924年に国際連盟で採択された。
エ 保護者の児童の育成に関する責任とともに、国、地方公共団体の責任が規定されている。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問63(社会福祉 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
【Ⅰ群】
A 「児童の権利に関するジュネーブ宣言」
B 「児童福祉法」
C 「児童憲章」
D 「児童の権利に関する宣言」
【Ⅱ群】
ア 1951年に制定された児童の権利宣言であり、児童の幸福を追求するための道徳的規範である。
イ 国際連合憲章と世界人権宣言に基づき、児童の権利を尊重し、保護することを目的としている。
ウ 第一次世界大戦で多くの子どもたちが犠牲になったことの反省から、1924年に国際連盟で採択された。
エ 保護者の児童の育成に関する責任とともに、国、地方公共団体の責任が規定されている。
- A:ア B:イ C:ウ D:エ
- A:ア B:ウ C:イ D:エ
- A:イ B:ア C:ウ D:エ
- A:ウ B:エ C:ア D:イ
- A:ウ B:エ C:イ D:ア
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この過去問の解説 (2件)
01
守るべき児童の人権がどのようなことかを考えながら、解説文を読んでみましょう。
A:ウ 「児童の権利に関するジュネーブ宣言」:すべての国の男女は人類が児童に対して最善のものを与えるべき義務を負うことを認めるとしています。
B:エ「児童福祉法」:児童の健全な育成のための支援や責任が規定されています。
C:ア「児童憲章」:「児童は、人として尊ばれる。」「児童は、社会の一員として重んぜられる。」「児童は、よい環境の中で育てられる。」と定められています。
D:イ「児童の権利に関する宣言」:現在の「子どもの権利条約」に発展しています。
以上のことからこの選択肢は正答です。
保育士には、常に子どもの最善の利益を考えた関わりが必要になります。
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02
この問題で覚えておくポイントは、
「世界と日本の児童福祉の歴史が、どのような順番で発展してきたか」
という大きな流れ(ストーリー)です。
児童の権利は、まず第一次世界大戦の反省(世界の動き)から始まり、
第二次世界大戦後の日本で法律(児童福祉法)となり、
さらに日本の精神的な目標(児童憲章)が作られ、
その後国連で本格的な宣言へと発展していきました。
この「戦争の反省から始まり、
徐々に権利の主体として認められていく」という歴史のパズルを合わせる感覚で解いていきましょう。
A:ウ 「児童の権利に関するジュネーブ宣言」
ウの解説:第一次世界大戦で多くの子どもたちが犠牲になったことの反省から、1924年に国際連盟で採択された。
覚え方のコツ:「ジュネーブ宣言」とくれば「1924年」「第一次世界大戦」「国際連盟」がキーワードです。
世界で初めて子どもの権利について国際的に明文化された、一番古い歴史的宣言です(起草者はエグランティン・ジェブ)。
B:エ 「児童福祉法」
エの解説:保護者の児童の育成に関する責任とともに、国、地方公共団体の責任が規定されている。
覚え方のコツ: 日本の法律です(1947年制定)。
単なる理念ではなく「法律」なので、保護者だけでなく「国や地方公共団体(行政)の責任」というカタイ言葉が必ず入ってきます。
C:ア 「児童憲章」
アの解説:1951年に制定された児童の権利宣言であり、児童の幸福を追求するための道徳的規範である。
覚え方のコツ:「児童憲章」は法律(義務)ではなく、
日本国民が子どもに対して誓った「道徳的規範(みんなでこうやって子どもを大切にしようという目標)」です。
制定された1951年の5月5日(こどもの日)という日付もよく試験で狙われます。
D:イ 「児童の権利に関する宣言」
イの解説:国際連合憲章と世界人権宣言に基づき、児童の権利を尊重し、保護することを目的としている。
覚え方のコツ:Aの「ジュネーブ宣言」から時代が下り、1959年に「国際連合(国連)」で採択されたものです。
「世界人権宣言」をベースにして、子どもの権利をさらに具体化したものです。
児童の権利の歴史は、以下の「年代順ストーリー」で整理すると完璧です!
1924年(A:ジュネーブ宣言):第一次世界大戦の反省から、国際連盟でスタート。
1947年(B:児童福祉法):第二次世界大戦後、日本の法律(国・自治体の責任)ができる。
1951年(C:児童憲章):日本の国民みんなの道徳的目標ができる(「人として尊ばれる」など)。
1959年(D:児童の権利に関する宣言):国際連合で、さらに世界的な宣言へと発展。
(※参考:1989年):さらにこれが「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」へと進化します。
「ジュネーブ(1924)が一番古くて、国連(1959)がその後」という世界の動きの間に、
日本の戦後の動き(児童福祉法→児童憲章)が挟まっているイメージを持っておくと、並べ替え問題にも強くなります!
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