保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問70 (社会福祉 問10)
問題文
A エンパワメントは、「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」において、ソーシャルワーカーの中核となる任務として位置づけられている。
B エンパワメントは、支援を必要とする人が抱える課題や問題に焦点を当てて支援を展開する。
C エンパワメントは、利用者本人がもともともっている力を発揮できるように環境を整えることである。
D エンパワメントは、援助者主体で利用者の問題を解決していくアプローチである。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問70(社会福祉 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
A エンパワメントは、「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」において、ソーシャルワーカーの中核となる任務として位置づけられている。
B エンパワメントは、支援を必要とする人が抱える課題や問題に焦点を当てて支援を展開する。
C エンパワメントは、利用者本人がもともともっている力を発揮できるように環境を整えることである。
D エンパワメントは、援助者主体で利用者の問題を解決していくアプローチである。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:○ D:×
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この過去問の解説 (2件)
01
ソーシャルワークのエンパワメントについての問題です。
A:○ソーシャルワーク専門職のグローバル定義において 「社会変革と社会開発、社会的結束および人々のエンパワメントと、解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である」と示されています。
B:× 支援を必要とする人が、もともと持っている力に焦点を当てて支援をしていきます。
C:○ 本人がもともと持っている力が発揮できるように環境を整えることです。
D:× 援助者ではなく、利用者主体で問題解決をしていきます。
以上のことからこの選択肢は正答です。
エンパワメントは、社会福祉以外に、ビジネスシーンでも取り入れられています。
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02
この問題で絶対に落としてはいけないポイントは、
「エンパワメントとは何か」という本質です。
エンパワメントとは、利用者を「無力で可哀想な人」として扱い、
支援者が代わりに問題を解決してあげることではありません。
利用者が本来持っている「力(ストレングス)」に光を当て、
彼ら自身が自分の人生の主導権を取り戻せるように環境を整え、
伴走することです。支援者が主役になってしまう「パターナリズム(温情主義)」に陥らないよう、
常に「利用者主体」を意識して選択肢を見ていきましょう。
A:○
国際ソーシャルーカー連盟(IFSW)らが採択したグローバル定義において、
「人びとのエンパワメントと解放」はソーシャルワークの中心的任務として明確に位置づけられています。
世界のどこで活動しようと、これが我々のミッションです。
B:×
「課題や問題、できないこと(マイナス面)」ばかりに焦点を当てるのは、
従来の「医学モデル(治療モデル)」の考え方です。エンパワメントでは、
利用者の「強み、能力、可能性、環境の資源(プラス面)」に焦点を当てる「ストレングス視点」で支援を展開します。
C:○
力(パワー)は支援者が外から与えるものではありません。
抑圧された環境や社会構造のせいで発揮できていない「利用者本人の内なる力」を引き出せるよう、
環境や制度に働きかける(アドボカシーを行う)のがプロの仕事です。
D:×
「援助者主体」で問題を解決してしまっては、利用者はいつまでたっても支援者に依存するだけです。
エンパワメントの目的は、利用者が自らの力で意思決定し、自立して生きていけるようにすること。
あくまで「利用者主体」のアプローチでなければなりません。
エンパワメントを理解するための鉄則は、以下の3つです!
世界共通の任務:ソーシャルワークのグローバル定義の「ど真ん中」にある!
着目するポイント:「問題や欠点」ではなく、利用者の「強み(ストレングス)」を見る!
主役は誰か:支援者が解決してあげるのではなく、「利用者主体」で力を発揮させる!
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