保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問77 (社会福祉 問17)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問77(社会福祉 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、民生委員・児童委員に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  民生委員・児童委員の任期は3年で、給与は支給されない。
B  民生委員は、その職務に関して、市町村長の指揮監督を受ける。
C  「令和5年度福祉行政報告例の概況」(厚生労働省)によると、2023(令和5)年度の民生委員(児童委員)の活動状況は、「相談・支援延件数」、「その他の活動延件数」、「訪問延回数」の中で、「相談・支援延件数」が最も多い。
D  「令和5年度福祉行政報告例の概況」(厚生労働省)によると、民生委員(児童委員)の総数は、2023(令和5)年度末現在、約22万8千人で、女性が約6割を占めている。
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

民生委員・児童委員についての問題です。

選択肢3. A:○  B:×  C:×  D:○

A:○ 「民生委員法」第十条に、給与の支給はなく、任期は三年であること、また「児童福祉法」第十六条2には、民生委員法による民生委員は、児童委員に充てられたものとすることが明記されています。

 

B:× 「民生委員法」第十七条には、民生委員は、その職務に関して、都道府県知事の指揮監督を受ける。と明記されています。

 

C:× 相談・支援延件数は、4,793,332件 その他の活動延件数は、22,411,554件 活動状況で一番多いのは、訪問廷回数の33,209,666回となっています。

 

D:○ 民生委員の数は、228,573人で、女性が62,4%を占めています。

 

 

以上のことからこの選択肢は正答です。

まとめ

民生委員は地域に存在し、私たちの暮らしや人々の困りごとに対応してくれています。

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02

この問題で絶対に押さえておくべきポイントは、

「民生委員の身分と監督権者」そして「現場のリアルな活動実態」です。

民生委員は、地域住民から選ばれるボランティアのような存在ですが、

法的には「無給の地方公務員(特別職)」というカタイ身分を持っています。

また、誰から指揮監督を受けるか(都道府県知事か、市町村長か)という主語のすり替えは試験の定番です。

統計データについては、数字を丸暗記するのではなく「日常的な声かけや見守り(訪問)が活動のメインである」

という地域福祉の実態をイメージして選択肢を見ていきましょう。

選択肢3. A:○  B:×  C:×  D:○

A:○

任期は「3年」で、再任も可能です。身分は「非常勤の地方公務員(特別職)」ですが、

ボランティア精神に基づく活動であるため給与は支給されません。

※活動にかかる交通費などの実費として、一定の活動費のみ支給されます。

 

B:×

民生委員は、厚生労働大臣から委嘱を受けますが、

職務上の指揮監督を行うのは「市町村長」ではなく「都道府県知事」です(民生委員法第17条)。

市町村長は指導を行うことはできますが、正式な指揮監督権者は都道府県知事となります。

 

C:×

民生委員の活動で圧倒的に件数が多いのは、

日常的な見守りや声かけなどを表す「訪問・連絡延回数(訪問延回数)」です。

本格的な「相談・支援」に至る前の、

日々の地道な見守り活動がメインとなっている地域のリアルな実態をイメージしておきましょう。

 

D:○

民生委員・児童委員の全国の定数は約24万人ですが、

実人員は少し不足傾向にあり約23万人弱で推移しています。

また、性別で見ると「女性が約6割」を占めているのが現状の特徴です。

まとめ

民生委員・児童委員の基本ルールは、以下のキーワードでサクッと整理しておきましょう!

身分と任期「無給」の地方公務員!任期は「3年」

委嘱と監督:委嘱するのは「厚生労働大臣」、指揮監督するのは「都道府県知事」

活動の実態:重い相談よりも、日々の「訪問・連絡」が圧倒的に多い!女性が6割!

ちなみに、民生委員は児童福祉法に基づく「児童委員」を兼ねているというのも大原則です(全員が兼任します)。

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