保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問108 (子どもの保健 問8)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問108(子どもの保健 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
S保育所の3歳児クラスに在籍しているWちゃん(女児)は、昨日は元気に遊んでいたが、朝、保護者から担当保育士に連絡があり、「両目の目やにと、高熱と、のどの痛みがあるため、病院を受診する」とのことだった。その後、再度連絡があり、「プール熱と診断されたので保育所をお休みする」とのことであった。

【設問】
次のうち、S保育所の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  咽頭結膜熱(プール熱)の潜伏期間は2~14日であるので、約2週間は他児の健康観察を丁寧に行う。
B  咽頭結膜熱(プール熱)が終息するまで発生状況を記録するが、入所児だけでなく職員の健康状態も記録する。
C  他児の保護者に、咽頭結膜熱(プール熱)が発生したことについて情報提供する。
D  Wちゃんの保護者に、発熱、充血等の主な症状が消失した翌日から登園できることを伝える。
E  Wちゃんの保護者に、感染力が強いので家庭内でタオルの共有を避けるよう伝える。
  • A:○  B:○  C:○  D:○  E:○
  • A:○  B:○  C:○  D:×  E:○
  • A:○  B:○  C:×  D:○  E:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×  E:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×  E:×

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

「プール熱(咽頭結膜熱)」の原因であるアデノウイルスは、

感染力が非常に強く、目やにや唾液から感染します。

ここでの最重要ポイントは、「登園許可が下りるまでの日数」です。

「熱が下がったらすぐ」ではありません。

「症状が消えてから、さらに〇日待つ」というダメ押しの期間が必要です。

この数字さえ覚えていれば、絶対に間違えない問題です。

では、解説を見ていきましょう。

選択肢2. A:○  B:○  C:○  D:×  E:○

A:○

ガイドライン等では潜伏期間は一般的に「5〜7日」とされていますが、

アデノウイルスは幅広く「2〜14日」程度潜伏することもあります。 

集団感染を防ぐため、最後の発症者が出てから潜伏期間の最大幅である

「約2週間」は、新たな発症者がいないか厳重に観察することが求められます。

 

B:

プール熱は大人にも感染します。

しかも大人がかかると重症化しやすいです。 

保育士が感染源(媒介者)にならないよう、

職員も含めて健康観察と記録を行うことが重要です。

 

C:

「誰が」かかったか個人名は伏せつつ、

「クラスでプール熱が出ました」という情報は速やかに掲示板やお便りで知らせます。 

保護者に知らせることで、家庭での早期発見や体調管理につなげてもらいます。

 

D:×

これが最大のひっかけです!

学校保健安全法におけるプール熱の登園目安は、

「主要症状が消退した後、2日を経過するまで」です。 

「翌日(1日経過)」では早すぎます。アデノウイルスはしぶといので、

症状が消えてもまだウイルスを出している可能性があるため、「2日」待つ必要があります。

 

E:

アデノウイルスは非常に強力で、アルコール消毒も効きにくいほどです。

特に「目やに」や「涙」を拭いたタオルを共有すると、家族内で次々に感染してしまいます。

タオルの共有禁止は必須のアドバイスです。

まとめ

この問題の合言葉は、「プールは2日」です!

インフルエンザ = 「解熱後 3日(幼児)」

プール熱 = 「症状が消えて 2日

絶対に忘れないようにしましょう!

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