保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問112 (子どもの保健 問12)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問112(子どもの保健 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)(2023(令和5)年5月一部改訂 10月一部修正)」(こども家庭庁)に示された感染症に関する内容として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  生後数か月以降、母親から胎盤を通して受け取っていた免疫(移行抗体)が増加し始める。
B  乳児は、風邪等で気道等の粘膜が腫れても、息苦しくなりにくい。
C  乳児は、年長児や成人と比べると、体内の水分量が多く、1日に必要とする体重当たりの水分量も多く、脱水症になりやすい。
D  2歳未満では、息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるため、マスクの着用は奨められていない。
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

赤ちゃん(乳児)の体は、免疫も呼吸器も未熟で、非常にデリケートです。

ポイントは「移行抗体は減っていく(お守りの期限切れ)」ことと、

「気道が狭い(すぐ詰まる)」ことの2点です。

これを知っていれば、AとBの誤りにすぐに気づけます。

また、コロナ禍を経て定着した「2歳未満のマスク禁止」も、

命を守るための超重要ルールです。

では、解説を見ていきましょう。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:○

A:×

逆です!

「減少」し始めます。

お母さんからもらった免疫(移行抗体)は、生後すぐがピークで、

そこからどんどん減っていき、生後6ヶ月頃にはほぼなくなります

だからこそ、この時期から赤ちゃんは風邪を引きやすくなるのです。 

※自分の力で作る免疫は、成長とともにゆっくり増えていきます

 

B:×

これも逆です!

「なりやすい」です。 

赤ちゃんの気道(空気の通り道)は、大人に比べて非常に細いです。

そのため、風邪で少し粘膜が腫れたり、痰(たん)が絡んだりするだけで、

通り道がふさがれやすく、すぐに呼吸が苦しくなってしまいます(呼吸困難)。

 

C:

赤ちゃんの体は約70〜80%が水分でできています(大人は約60%)。

「水分たっぷりなら大丈夫じゃない?」と思いがちですが、新陳代謝が活発で、

汗や尿で出ていく水も多いため、「入ってくる水」と「出ていく水」の入れ替わりが激しいのです。

だから、少し飲めないだけで、あっという間に脱水症になってしまいます。

 

D:

これは近年のガイドライン改訂で強調された重要項目です。

2歳未満の子どもにマスクをさせると、呼吸がしにくくなったり、

嘔吐物が詰まって窒息したり、熱がこもって熱中症になる危険があります。

「2歳未満はマスクなし」が鉄則です。

まとめ

この問題のポイントは、

赤ちゃんの「弱さ」を知ることです。

免疫:お母さんのお守り(抗体)は「半年で切れる!」

呼吸:空気の通り道が「細くて詰まりやすい!」

水分:出入りが激しくて「乾きやすい!」

マスク:2歳未満は「危険なので禁止!」

これらはすべて、保育士として赤ちゃんの命を守るために必須の知識ですよ!

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