保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問112 (子どもの保健 問12)
問題文
A 生後数か月以降、母親から胎盤を通して受け取っていた免疫(移行抗体)が増加し始める。
B 乳児は、風邪等で気道等の粘膜が腫れても、息苦しくなりにくい。
C 乳児は、年長児や成人と比べると、体内の水分量が多く、1日に必要とする体重当たりの水分量も多く、脱水症になりやすい。
D 2歳未満では、息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるため、マスクの着用は奨められていない。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問112(子どもの保健 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
A 生後数か月以降、母親から胎盤を通して受け取っていた免疫(移行抗体)が増加し始める。
B 乳児は、風邪等で気道等の粘膜が腫れても、息苦しくなりにくい。
C 乳児は、年長児や成人と比べると、体内の水分量が多く、1日に必要とする体重当たりの水分量も多く、脱水症になりやすい。
D 2歳未満では、息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるため、マスクの着用は奨められていない。
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:○ B:× C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:○ D:×
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
赤ちゃん(乳児)の体は、免疫も呼吸器も未熟で、非常にデリケートです。
ポイントは「移行抗体は減っていく(お守りの期限切れ)」ことと、
「気道が狭い(すぐ詰まる)」ことの2点です。
これを知っていれば、AとBの誤りにすぐに気づけます。
また、コロナ禍を経て定着した「2歳未満のマスク禁止」も、
命を守るための超重要ルールです。
では、解説を見ていきましょう。
A:×
逆です!
「減少」し始めます。
お母さんからもらった免疫(移行抗体)は、生後すぐがピークで、
そこからどんどん減っていき、生後6ヶ月頃にはほぼなくなります。
だからこそ、この時期から赤ちゃんは風邪を引きやすくなるのです。
※自分の力で作る免疫は、成長とともにゆっくり増えていきます
B:×
これも逆です!
「なりやすい」です。
赤ちゃんの気道(空気の通り道)は、大人に比べて非常に細いです。
そのため、風邪で少し粘膜が腫れたり、痰(たん)が絡んだりするだけで、
通り道がふさがれやすく、すぐに呼吸が苦しくなってしまいます(呼吸困難)。
C:○
赤ちゃんの体は約70〜80%が水分でできています(大人は約60%)。
「水分たっぷりなら大丈夫じゃない?」と思いがちですが、新陳代謝が活発で、
汗や尿で出ていく水も多いため、「入ってくる水」と「出ていく水」の入れ替わりが激しいのです。
だから、少し飲めないだけで、あっという間に脱水症になってしまいます。
D:○
これは近年のガイドライン改訂で強調された重要項目です。
2歳未満の子どもにマスクをさせると、呼吸がしにくくなったり、
嘔吐物が詰まって窒息したり、熱がこもって熱中症になる危険があります。
「2歳未満はマスクなし」が鉄則です。
この問題のポイントは、
赤ちゃんの「弱さ」を知ることです。
免疫:お母さんのお守り(抗体)は「半年で切れる!」
呼吸:空気の通り道が「細くて詰まりやすい!」
水分:出入りが激しくて「乾きやすい!」
マスク:2歳未満は「危険なので禁止!」
これらはすべて、保育士として赤ちゃんの命を守るために必須の知識ですよ!
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