保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問117 (子どもの保健 問17)
問題文
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問117(子どもの保健 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
- 厳格な食事療法を行う。
- 低血糖の時は、ブドウ糖やジュースなどの糖分を含んだ補食をとらせる。
- 注射やインスリンポンプを用いたインスリン補充が1日たりとも欠かせない。
- 1型糖尿病は、生活習慣により発症する。
- 重症の低血糖発作を起こし、生命が危険な状態等である場合に、現場に居合わせた職員等が、グルカゴン点鼻粉末剤を自ら投与できない本人に代わって投与する場合がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
1型糖尿病は、「食べ過ぎ」や「運動不足」でなる病気ではありません。
膵臓(すいぞう)の電池が切れてしまい、
生きるために必要な「インスリン」が全く出なくなる病気です。
だからこそ、「インスリン注射は命綱」であり、
逆にインスリンが効きすぎて血糖値が下がりすぎた時は、
すぐに「砂糖(糖分)」を補給しないと命に関わります。
この「命の管理」という視点を持てば、適切な対応が見えてきます。
では、解説を見ていきましょう。
不適切です。
これは大人の2型糖尿病のイメージです。
子どもは成長期ですから、エネルギーをたくさん必要とします。
「あれもダメ、これもダメ」と厳格に食事を制限(ダイエット)するのではなく、
「しっかり食べて、その分インスリンで調整する」というのが現在の治療の基本です。
適切です。
インスリンが効きすぎて血糖値が下がりすぎると(低血糖)、
冷や汗が出たり、意識がもうろうとしたりします。
これはガス欠状態なので、速やかに吸収される
「ブドウ糖」や「甘いジュース」を飲ませて、
血糖値を上げる必要があります。
これを「補食(ほしょく)」と言います。
適切です。
1型糖尿病は、体内でインスリンを作ることがほぼできません。
インスリンがないと、食べた栄養をエネルギーに変えることができず、生きていけません。
だからこそ、「外部からの補充」が毎日絶対に必要になります。
不適切です。
これが一番の誤解です!
生活習慣(肥満や運動不足)でなるのは「2型」です。
1型は、ある日突然、自分の免疫が膵臓を攻撃してしまうことなどで起こる
「自己免疫疾患」などが原因です。
「甘いものの食べ過ぎ」ではありません。
本人や親のせいではないのです。
適切です。
意識がないほどの重い低血糖の場合、口からジュースは飲めません。
以前は注射しかありませんでしたが、
現在は「鼻にシュッとする薬(点鼻粉末剤:バクスミー)」が認可されています。
これは注射ではないため、緊急時には医師や看護師がいなくても、
教職員や保育士が代わりに投与することが可能です。
1型糖尿病のポイントは、「2型(生活習慣病)とは別物!」と割り切ることです。
原因:誰のせいでもない(運命的なもの)。
食事:制限より、成長!(食べてインスリン打つ)
緊急時:低血糖には砂糖!意識がなければ鼻スプレー!
特に5番の「点鼻薬なら保育士もOK」というのは、
最近のガイドラインの重要トピックですので、必ず覚えておきましょう!
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02
食事をすると、血糖値が上がります。
食後に眠くなるのは血糖値が上がるからです。
健康であれば、インスリンが分泌されて、血糖値が下がります。
1型糖尿病は、「どうやってもインスリンが作られない」状態です。
膵臓(すいぞう)にあるインスリンを作る細胞が壊れてしまい、体内で全く作られなくなります。
自己免疫(自分が自分を誤って攻撃してしまう)の問題で、外部からインスリンを補充しなくてはいけません。
2型糖尿病は、「インスリンが不足している、または効きが悪い」状態です。
遺伝的な体質に加えて、運動不足や肥満、ストレスなどの生活習慣で発症します。
食事や運動、服薬で管理します。
不適切です。
食事療法は2型糖尿病です。食べ過ぎや肥満によるため、ダイエットなどの食事療法を行います。
1型糖尿病は、インスリン注射で血糖をコントロールします。
基本的には、他の子どもと同じものを食べられます。
食事療法は成長を妨げたり、ストレスになることもあります。
適切です。
運動などで血糖値が下がりすぎたとき(低血糖)、冷や汗や震え、意識を失うのを防ぐために、捕食をとらせます。
適切です。
1型糖尿病は、「自分で全くインスリンを作れない」状態でしたね。
生きていくために、外部からのインスリン補充が書かせません。
不適切です。
1型糖尿病は、自己免疫の問題であり、生活習慣は関係ありません。
生活習慣が関係するのは2型糖尿病です。
適切です。
自分でブドウ糖を摂取できない場合、また、本人から頼まれた場合、保育士など職員が代わりに投与することができます。
なおグルカゴン点鼻粉末剤は、血糖を上げる投与です。
以前、「低血糖に備えてブドウ糖を持たせているので、もしものときは子どもが自分で食べてもいいか」と聞かれたことがあります。
現場では、子どもが自分で判断できるよう支えながら、保護者の方を支援します。
周りの子どもたちへの声掛けも重要です。
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