保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問119 (子どもの保健 問19)
問題文
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問119(子どもの保健 問19) (訂正依頼・報告はこちら)
- ロタウイルスワクチン接種後の子どもの排泄処理をした後は、手洗いを徹底することが大切である。
- MRワクチンは、不活化ワクチンである。
- 5種混合ワクチンは、4種混合ワクチンに肺炎球菌ワクチンが加わったものである。
- RSウイルスワクチンを妊婦に接種することにより、RSウイルスに対する抗体が母体で作られ、抗体が胎盤を介して胎児に移行することで、新生児および乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患を防ぐことができる。
- 5種混合ワクチンとロタウイルスワクチンは、同時接種することができる。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
予防接種は
「種類の組み合わせ(何を混ぜたか)」と「生か不活化か」
の2点が頻出です。
特に最近の大きな変化として、
「4種混合にヒブ(Hib)が混ざって5種混合になった」
というニュースは絶対に知っておく必要があります。
また、選択肢4のような「お母さんが打って赤ちゃんを守る」という新しい守り方も登場しています。
「昔はこうだった」という知識を捨てて、令和の最新スケジュールをイメージできれば、正解を選べます。
では、解説を見ていきましょう。
適切です。
ロタウイルスワクチンは、
口から飲む「生ワクチン(弱らせたウイルス)」です。
接種後しばらくの間(約1週間程度)は、便の中にワクチン由来のウイルスが出てきます。
オムツ交換をした保育士の手指を介して、他の子にうつる可能性があるため、
普段以上に手洗いの徹底が必要です。
不適切です。
「不活化」ではなく、「生ワクチン」です。
MRとは、麻しん(Measles)と風しん(Rubella)のミックスです。
これらは非常に感染力が強いため、1回打つだけでしっかり免疫がつく「生ワクチン」が使われます。
生ワクチンの覚え方: 「生(なま)のロ・マ・ス・イ・B」
ロタ
麻しん(MR)
水痘
BCG
(おたふく風邪)
不適切です。
中身が違います!
5種混合は、従来の4種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)に、
「ヒブ(Hib)ワクチン」が加わったものです。
肺炎球菌ではありません。
覚え方:「5(ゴー)!ヒブ(Hib)!」
適切です。
これは最新のトピックです!
RSウイルスは、小さな赤ちゃんがかかると重症化しやすい怖い風邪です。
これまで赤ちゃん用のワクチンはありませんでしたが、
「妊婦さんが打って、胎盤を通して赤ちゃんに免疫(抗体)をプレゼントする」
という新しいタイプのワクチン(アブリスボ)が登場しました。
産まれてすぐの無防備な赤ちゃんを守る画期的な方法です。
適切です。
赤ちゃんの予防接種デビュー(生後2ヶ月)は超多忙です。
「5種混合」「肺炎球菌」「ロタ」「B型肝炎」などを、左右の腕や足に同時接種するのが一般的です。
「生ワクチン(ロタ)」と「不活化ワクチン(5種混合)」を同時に打っても、
効果や安全性に問題はありません。
予防接種の問題は、
以下の「最新3点セット」を覚えましょう!
5種混合=4種+ヒブ(Hib)
生ワクチン=便に出るから手洗い(特にロタ)
RSウイルス=お母さんが打って赤ちゃんを守る時代へ
特に「肺炎球菌」と「ヒブ」はどちらも「細菌性髄膜炎(脳の病気)」を防ぐものですが、
5種混合に入ったのは「ヒブ」の方だという点を混同しないようにしましょう!
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02
母子手帳の「予防接種欄」を見たことがあるでしょうか。
共働き世帯での子育てがほとんどをしめる現代で、「すべての予防接種を過不足なくこなす」のは、難しいです。
同じ予防接種でも間をあけて複数回接種しなくてはいけなかったりして、「どれを注射していて、どれは何回目で、まだ接種していないのは...」と、もはやパズルのようになってしまいます。
忙しい保護者を支えられるよう、保育者は、必要な予防接種を覚えておきましょう。
保育士になって働き出してから、予防接種済みの証明や母子手帳のコピーを求められることがあります。
いまいちど母子手帳を確認しておきましょう。
適切です。
ロタウイルスワクチンは「生ワクチン」であり、経口摂取(飲むタイプ)です。
接種後しばらくは、赤ちゃんの便の中にワクチンのウイルスが排出されることがあります。
MRワクチン(麻疹・風疹混合)は生ワクチンです。
生ワクチンは、毒を弱めたうえで生きたウイルスを使います。
不活化ワクチンは、死滅・成分のみを使用します。
生ワクチンは、弱っているとはいえ本物のウイルスを体内に取り込みます。免疫がしっかり戦って、「もう予防できる」と記憶します。
一度かかったら長期間(一生)免疫がつくものは、生ワクチンのほうが適しています。
不活化ワクチンは、死んだウイルス・成分だけなので、体内で増えません。
生きたウイルスの場合、本当に発症してしまうこともありえます。
不活化ワクチンは免疫不全の子どもや妊婦、高齢者などでも安全・安心して使用することができます。
1回の接種では免疫を獲得するのは難しいので、複数回接種して、免疫を強くします。
5種混合ワクチンは、4種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)に、Hib(ヒブ/5歳未満で発症する重いインフルエンザ)を加えたものです。肺炎球菌ではありません。
適切です。
母体免疫付与型ワクチンの仕組みです。
妊婦への接種→母体で抗体がつくられる→胎盤を通じて胎児に移る→生まれた赤ちゃんをRSウイルスから守ります。
RSウイルスは、鼻水、熱、咳など、風邪のような症状が出ます。
重症化のリスクがあります。現時点でRSウイルスに効く薬は無く、解熱剤や咳止めを使って治療します。
適切です。
予防接種の接種スケジュールの効率化に役立ちます。
ワクチンの種類・成分・接種方法についての正確な知識が問われます。
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