保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問122 (子どもの食と栄養 問2)
問題文
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問122(子どもの食と栄養 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 鉄はヒトの体内に多く存在する多量ミネラルの一つである。
- 鉄は赤血球に含まれるヘモグロビンの構成成分の一つである。
- 動物性食品に多く含まれている非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べて吸収率が高い。
- 鉄は吸収率を高めるために、ビタミンAと一緒に摂取することが望ましい。
- 月経のある女子は鉄損失が多いため、推奨量が多くなる。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
鉄は、体の中にほんの少ししかない「微量ミネラル」ですが、
酸素を運ぶという超重要な仕事をしています。
試験でよく出るのは「吸収率」の話です。
「肉や魚(ヘム鉄)は吸収が良い」
「野菜(非ヘム鉄)は吸収が悪い」
という違いと、
吸収の悪い野菜の鉄分を助けてくれる相棒が「ビタミンC」であること。
この基本ルールを知っていれば、迷わずに解けます。
では、解説を見ていきましょう。
不適切です。
「多量」ではなく、「微量ミネラル」です。
多量ミネラル(体にたくさんある):カルシウム、リン、カリウムなど。
微量ミネラル(少ししかない):鉄、亜鉛、銅など。
鉄は体の中に釘1本分(約3〜4g)しかありませんが、
非常に大切な働きをしています。
適切です。
赤血球の中にある「ヘモグロビン」は、
酸素を全身に運ぶトラックのような役割をしています。
このヘモグロビンの材料になるのが鉄です。
だから鉄が不足すると、酸素が運べなくなってフラフラする(鉄欠乏性貧血)のです。
不適切です。
これは言葉が逆になっています!
正しくは以下の通りです。
ヘム鉄(動物性:肉・魚):吸収率が高い。
非ヘム鉄(植物性:ほうれん草・ひじき):吸収率が低い。
「動物(ヘム鉄)の方が体にスッと入る」と覚えましょう。
不適切です。
ビタミンAではありません。最強の相棒は「ビタミンC」です!
吸収率の低い「植物性の鉄(非ヘム鉄)」も、ビタミンC(果物や野菜)と一緒に摂ることで、
吸収されやすい形に変身します。 「ほうれん草(鉄)にはレモン(C)!」のイメージです。
適切です。
血液の中には鉄がたくさん含まれています。
月経によって定期的に血液が体外に出る女性は、
男性や閉経後の女性に比べて、より多くの鉄分を食事から摂る必要があります。
「日本人の食事摂取基準」でも、月経ありの女性の推奨量は高く設定されています。
鉄分の問題は、以下の「鉄の3つの掟」を覚えましょう!
種類:鉄は「微量」ミネラル!
吸収:「ヘム鉄(肉・魚)」が優秀!
相棒:「ビタミンC」と一緒に摂るとパワーアップ!
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02
試験頻出の「鉄」についての問題です。
鉄は微量ミネラルです。
体に欠かせないミネラルを、「必須ミネラル」といいます。必須ミネラルは2種類に分類されます。
体内にたくさんあるミネラルを「多量ミネラル」、少ししかないのを「微量ミネラル」といいます。
多量ミネラル:カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、ナトリウム(5種類)
微量ミネラル:鉄、亜鉛など
ミネラルは体を作るのに欠かせませんが、体内で作れず、食事など外から摂取しなければなりません。
適切です。
ヘモグロビンが足りないと、貧血になります。
不適切です。
ヘム鉄と非ヘム鉄の違いを復習しましょう。
ヘム鉄(動物性):鉄が「ヘム」というたんぱく質に包まれている。胃や他の食べ物に邪魔されずそのまま吸収される。
非ヘム鉄(植物性):鉄が「むき出し」の状態なので、吸収が邪魔されてしまいがち。
「レバーはヘム鉄」という意識をもつと分かりやすいです。
ビタミンAではなくビタミンCです。
ほうれん草や豆類に含まれる鉄分は、そのままでは腸から吸収されにくい特徴を持っています。
しかし、ビタミンCと一緒にとることで、鉄分が水に溶けやすい形になり、腸の壁を通りやすくなります。
鉄とビタミンCとの組み合わせの料理として、ひじきに枝豆を入れる、小松菜にオレンジ、大豆とトマトのスープがあります。
適切です。
月経で鉄分が少なくなります。推奨量が多く設定されています。
離乳食期の赤ちゃんの鉄不足や、成長期の子どもや女性に鉄が足りなくなるのも、試験頻出です。
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