保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問131 (子どもの食と栄養 問11)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問131(子どもの食と栄養 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、幼児期の食事に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(厚生労働省)において、1~5歳児の年齢区分は、1~2歳児と3~5歳児の2つに区分されている。
B  幼児は、体重1kg当たりのエネルギー量を成人より多く必要とする。
C  1歳半頃には咀しゃく機能が獲得されるため、大人と同じ形態の食事が可能となる。
D  消化吸収の機能が十分に発達していないため、1回の食品の種類や量に配慮が必要である。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

幼児期は、ものすごいスピードで成長している時期です。

そのため、Bの通り「体重あたりのエネルギー」は大人よりもたくさん必要です。

(燃費が悪いスポーツカーのようなものです)

しかし、CやDのように、口や胃袋の機能はまだまだ「未熟」です。

1歳半で離乳食が終わったからといって、

いきなり大人と同じ硬い唐揚げやステーキが食べられるわけではありません。

「エネルギーは必要だけど、まだ体は追いついていない」

このギャップを埋めるのが「幼児食」や「補食(おやつ)」なのです。

では、解説を見ていきましょう。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

A:○

保育所でも

「乳児クラス(0〜2歳)」

「幼児クラス(3歳〜)」

で生活や給食の内容が変わりますよね。

食事摂取基準でも、この発育の差を考慮して、

「1〜2歳」と「3〜5歳」で基準値を分けて設定しています。

※2025年版でもこの区分は変わりません

 

B:○

幼児は、体が大きくなるためにたくさんのエネルギーを使う上、

新陳代謝が非常に活発です。

体重1kgあたりで換算すると、大人の約2倍近くのエネルギー(カロリー)を必要とします。

「小さな体だけど、エンジン全開で動いている」イメージです。

 

C:×

「大人と同じ」は早すぎます!

1歳半は、ようやく「離乳食の完了」であり、

形のあるものが食べられるようになったスタート地点にすぎません。

まだ奥歯(臼歯)が生え揃っていない子も多く、

繊維の強い野菜や弾力のある肉などは噛み切れません。

薄味で、柔らかく煮たり、一口サイズに切ったりした「幼児食」が必要です。

大人と同じものが食べられるようになるのは、一般的に3歳〜5歳頃と言われています。

 

D:

幼児の胃袋はまだ小さく、消化液を出す力も弱いです。

一度に大量に食べたり、脂っこいものを食べすぎたりすると、

すぐにお腹を壊してしまいます。

だからこそ、「消化の良いもの」を「数回に分けて(おやつ)」食べる工夫が必要です。

まとめ

幼児期の食事のポイントは、

「未熟なグルメ」です!

エネルギー:大人より燃費が悪い!(たくさん必要)

口(噛む力):まだ奥歯がない!(大人と同じは無理)

胃(消化力):まだ小さい!(一度にたくさんは無理)

「離乳食が終わったら、すぐ大人と一緒!」ではなく、

そこから小学校入学までの長い「幼児食」の期間があることを忘れないでください。

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