保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問135 (子どもの食と栄養 問15)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問135(子どもの食と栄養 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16年厚生労働省)に記載されている「3歳以上児の食育のねらい及び内容」の組み合わせとして、正しいものを1つ選びなさい。
  • ねらい:食と人間関係  内容:食べ物を皆で分け、食べる喜びを味わう。
  • ねらい:食と文化    内容:食事づくりの過程の中で、大人の援助を受けながら、自分でできることを増やす。
  • ねらい:食と健康    内容:保育所生活における食事の仕方を知り、自分たちで場を整える。
  • ねらい:いのちの育ちと食  内容:調理をしている人に関心を持ち、感謝の気持ちを持つ。
  • ねらい:料理と食    内容:地域の産物を生かした料理を味わい、郷土への親しみを持つ。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

3歳児以上では、「自分で食べる力」「仲間と食べる力」「食の意味を理解する力」が育つ時期とされ、
以下の5つの視点(ねらい) から食育が整理されています。

① 食と健康

② 食と人間関係

③ 食と文化

④ いのちの育ちと食

⑤ 料理と食

これらの「ねらい」「内容」の中身が行動と一致しているかどうかがカギです。

この対応関係を押さえれば、正解が見えてきます。

 

選択肢1. ねらい:食と人間関係  内容:食べ物を皆で分け、食べる喜びを味わう。

不適切です。

 

「食と人間関係」

ねらい

①自分で食事ができること、身近な人と一緒に食べる楽しさを味わう。

②様々な人々との会食を通して、愛情や信頼感を持つ。

③食事に必要な基本的な習慣や態度を身につける

内容

①身近な大人や友達とともに、食事をする喜びを味わう。

②同じ料理を食べたり、分け合って食事することを喜ぶ。

③食生活に必要なことを、友達とともに協力して進める。

④食の場を共有する中で、友達との関わりを深め、思いやりを持つ。

⑤調理をしている人に関心を持ち、感謝の気持ちを持つ。

⑥地域のお年寄りや外国の人など様々な人々と食事を共にする中で、

親しみを持つ。

⑦楽しく食事をするために、必要なきまりに気づき、守ろうとする。

選択肢2. ねらい:食と文化    内容:食事づくりの過程の中で、大人の援助を受けながら、自分でできることを増やす。

不適切です。

 

「食と文化」

ねらい

①いろいろな料理に出会い、発見を楽しんだり、考えたりし、

様々な文化に気づく。

②地域で培われた食文化を体験し、郷土への関心を持つ。

③食習慣、マナーを身につける。

内容

①食材にも旬があることを知り、季節感を感じる。

②地域の産物を生かした料理を味わい、郷土への親しみを持つ。

③様々な伝統的な日本特有の食事を体験する。

④外国の人々など、自分と異なる食文化に興味や関心を持つ。

⑤伝統的な食品加工に出会い、味わう。

⑥食事にあった食具(スプーンや箸など)の使い方を身につける。

⑦挨拶や姿勢など、気持ちよく食事をするためのマナーを身につける。

選択肢3. ねらい:食と健康    内容:保育所生活における食事の仕方を知り、自分たちで場を整える。

適切です。

 

 

「食と健康」

ねらい

①できるだけ多くの種類の食べものや料理を味わう。

②自分の体に必要な食品の種類や働きに気づき、

栄養バランスを考慮した食事をとろうとする。

③健康、安全など食生活に必要な基本的な習慣や態度を身につける。

内容

①好きな食べものをおいしく食べる。

②様々な食べものを進んで食べる。

③慣れない食べものや嫌いな食べものにも挑戦する。

④自分の健康に関心を持ち、必要な食品を進んでとろうとする。

⑤健康と食べものの関係について関心を持つ。

⑥健康な生活リズムを身につける。

⑦うがい、手洗いなど、身の回りを清潔にし、

食生活に必要な活動を自分でする。

⑧保育所生活における食事の仕方を知り、自分たちで場を整える。

⑨食事の際には、安全に気をつけて行動する。

選択肢4. ねらい:いのちの育ちと食  内容:調理をしている人に関心を持ち、感謝の気持ちを持つ。

不適切です。

 

「いのちの育ちと食」

ねらい

①自然の恵みと働くことの大切さを知り、

感謝の気持ちを持って食事を味わう。

②栽培、飼育、食事などを通して、身近な存在に親しみを持ち、

すべてのいのちを大切にする心を持つ。

③身近な自然にかかわり、世話をしたりする中で、

料理との関係を考え、食材に対する感覚を豊かにする。

内容

①身近な動植物に関心を持つ。

②動植物に触れ合うことで、いのちの美しさ、不思議さなどに気づく。

③自分たちで野菜を育てる。

④収穫の時期に気づく。

⑤自分たちで育てた野菜を食べる。

⑥小動物を飼い、世話をする。

⑦卵や乳など、身近な動物からの恵みに、感謝の気持ちを持つ。

⑧食べ物を皆で分け、食べる喜びを味わう。

選択肢5. ねらい:料理と食    内容:地域の産物を生かした料理を味わい、郷土への親しみを持つ。

不適切です。

 

「料理と食」

ねらい

①身近な食材を使って、調理を楽しむ。

②食事の準備から後片付けまでの食事づくりに自らかかわり、

味や盛りつけなどを考えたり、それを生活に取り入れようとする。

③食事にふさわしい環境を考えて、

ゆとりある落ち着いた雰囲気で食事をする。

内容

①身近な大人の調理を見る。

②食事づくりの過程の中で、大人の援助を受けながら、

自分でできることを増やす。

③食べたいものを考える。

④食材の色、形、香りなどに興味を持つ。

⑤調理器具の使い方を学び、安全で衛生的な使用法を身につける。

⑥ 身近な大人や友達と協力し合って、調理することを楽しむ。

⑦おいしそうな盛り付けを考える。

⑧食事が楽しくなるような雰囲気を考え、おいしく食べる。

まとめ

この問題の攻略法は、

以下の5つの視点(ねらい)を暗記することです

① 食と健康

② 食と人間関係

③ 食と文化

④ いのちの育ちと食

⑤ 料理と食

「ねらい」「内容」の中身が行動と一致しているかどうかを覚えましょう。

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