保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問149 (保育実習理論 問9)
問題文
【事例】
K保育所のM保育士(以下、M)とS保育士(以下、S)が、お祭りごっこで使う大道具を作りながら色の見え方について話し合っています。
M:色によって、おみこしの見え方の印象が違いますね。
S:そうですね。私たちは色から様々な印象を受けますね。例えば、暖かさや熱さを感じさせる色を( A )、実際の位置より近くに見える色を( B )といいます。
M:色の違いによって、大きさが違って見えることがありますね。
S:面積が同じでも色によって大きく見えたり小さく見えたりすることがあります。大きく見える色を( C )といい、小さく見える色を( D )といいます。
M:そうなのですね。色を効果的に使うためには、その色がどのような印象を与えるかを考えることが大切ですね。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)後期 問149(保育実習理論 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
【事例】
K保育所のM保育士(以下、M)とS保育士(以下、S)が、お祭りごっこで使う大道具を作りながら色の見え方について話し合っています。
M:色によって、おみこしの見え方の印象が違いますね。
S:そうですね。私たちは色から様々な印象を受けますね。例えば、暖かさや熱さを感じさせる色を( A )、実際の位置より近くに見える色を( B )といいます。
M:色の違いによって、大きさが違って見えることがありますね。
S:面積が同じでも色によって大きく見えたり小さく見えたりすることがあります。大きく見える色を( C )といい、小さく見える色を( D )といいます。
M:そうなのですね。色を効果的に使うためには、その色がどのような印象を与えるかを考えることが大切ですね。
【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
- A:暖色 B:進出色 C:拡大色 D:縮小色
- A:暖色 B:前方色 C:膨張色 D:縮小色
- A:暖色 B:進出色 C:膨張色 D:収縮色
- A:熱色 B:前方色 C:膨張色 D:収縮色
- A:熱色 B:前方色 C:拡大色 D:収縮色
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
色はただ「きれいだな」と見るだけでなく、
私たちの感覚(温度、距離、大きさ)を錯覚させる力を持っています。
保育の現場では、お遊戯会の衣装や舞台セットを作る際に、
この効果を計算して使うことが求められます。
覚えるコツは、
「赤い服(暖色)」と「黒い服(収縮色)」
のイメージを持つことです。
「赤は派手で目立つ(進出・膨張)」
「黒はシュッとして見える(後退・収縮)」
という日常の感覚を、専門用語に置き換えるだけで解けるようになります。
では、解説を見ていきましょう。
A:暖色
意味:暖かさを感じる色(赤・オレンジ・黄など)。
反対語:寒色(青・青緑など、冷たさを感じる色)。
覚え方:「暖房の火の色」は赤やオレンジですよね。
B:進出色
意味:実際よりも手前(近く)に飛び出して見える色。
特徴:赤や黄などの「暖色」で、「明るい色」が進出色になりやすいです。
反対語:後退色(青や黒など、後ろに下がって遠く見える色)。
覚え方:赤い車や信号機は、遠くにあっても目立って近くに見えますよね(危険を知らせるため)。
前に進んでくる色、と覚えましょう。
C:膨張色
意味:実際よりも大きく(太って)見える色。
特徴:白、黄色、パステルカラーなどの「明るい色」です。
覚え方:白い服を着ると、少しふっくらして見えませんか?
あれが「膨張」です。
D:収縮色
意味:実際よりも小さく(引き締まって)見える色。
特徴:黒、紺、深緑などの「暗い色」です。
覚え方:黒いストッキングやスーツを着ると、体がキュッと引き締まって(収縮して)細く見えますよね。
これが収縮色です。
色の心理効果は、以下の「2つのチーム」に分けてセットで覚えましょう!
赤・黄・オレンジ チーム(派手!)
暖色(あったかい)
進出色(飛び出してくる=近く見える)
膨張色(ふくらむ=大きく見える)
青・黒・青緑 チーム(地味・クール!)
寒色(つめたい)
後退色(引っ込む=遠く見える)
収縮色(縮まる=小さく見える)
ここを間違えないように覚えましょう!
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02
色には、心理的や視覚的な効果があります。
保育士になって、例えば広報をつくるときに、「この色はどのようなイメージをもつかなあ」「この色の近くにこの色を置いて、目がチカチカしないかな」と考えるときがあります。入園のときはあたたかく迎えたいのでピンクなどを使いたいです。
そのような色に関する問題です。
正解です。
M:色によって、おみこしの見え方の印象が違いますね。
S:そうですね。私たちは色から様々な印象を受けますね。例えば、暖かさや熱さを感じさせる色を( 暖色 )、実際の位置より近くに見える色を( 進出色 )といいます。
M:色の違いによって、大きさが違って見えることがありますね。
S:面積が同じでも色によって大きく見えたり小さく見えたりすることがあります。大きく見える色を( 膨張色 )といい、小さく見える色を( 収縮色 )といいます。
M:そうなのですね。色を効果的に使うためには、その色がどのような印象を与えるかを考えることが大切ですね。
暖色と寒色
赤や黄色をあたたかな暖色、青や黒をつめたい寒色と呼びます。
進出色と後退色
色を見たとき、目はピント調整をします。
このとき、「もっと近くにある!」と目が判断する色を進出色、「遠くにある」と判断する色を後退色といいます。
秋に「今日は青空が遠い(高い)なあ」と感じるのは、青が後退色だからです。
膨張色と収縮色
これもさきほどの「進出色と後退色」と同じく、目や脳の錯覚によるものです。
膨張色を見ると、手前にあると脳が判断します。
収縮色は奥にあると判断します。
絵を描くとき、手前にあるものを暖色で、奥にあるものを寒色で描く画家もいます。
進出色=膨張色=暖色系(赤色、黄色)
後退色=収縮色=寒色系(青色、黒色)
と、セットで覚えましょう。
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