保育士 過去問
令和7年(2025年)後期
問153 (保育実習理論 問13)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)後期 問153(保育実習理論 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、4歳児クラスの保育における子どもの生活と遊びを豊かに展開するための活動の計画として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  生活の中で、古くから親しまれてきた唱歌、わらべうたの楽しさを味わったり、こま回しやたこ揚げなどの伝統的な遊びをしたり、様々な国や地域の異なる文化に触れる機会を設ける。
B  子どもたちがごっこ遊びをする際に、看板やメニューを自分たちで作ることができるように画用紙やクレヨンなどを用意しておくが、子どもたちの自主性に任せ、保育士は文字を書くことを手伝ってはならない。
C  繰り返しの言葉や韻を踏んだ表現が使われている絵本や紙芝居を子どもたちに読み聞かせる。
D  子どもたちが「雨が降っているね」と言った際、「雨がしとしと降っているね」など、より豊かな言葉の表現を加えるなど、やり取りを工夫する。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

4歳児は「仲間意識」が芽生え、ごっこ遊びが高度になります。

また、文字や言葉への興味も強くなります。

この時期の指導の鉄則は、「子どもの『やりたい!』という意欲をサポートする」ことです。

特に選択肢Bのような「自主性に任せる=一切手出ししない」という考え方は、

保育(教育)ではなく「放任」になってしまいます。

子どもが「メニューってどう書くの?」と聞いてきたら、一緒に書いてみたり、

見本を見せたりして、興味を広げてあげる(足場かけをする)のがプロの関わりです。

では、解説を見ていきましょう。

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:○

A:○

保育所保育指針でも、日本の伝統行事や文化、そして外国の文化に親しむことは推奨されています。

4歳児になれば、簡単なルールのある遊びや、

こま回し・たこ揚げなどの道具を使う遊びにも挑戦できるようになります。

 

B:×

「手伝ってはならない」と頑なに拒否する必要はありません。

4歳児は文字に興味を持ち始める時期ですが、まだ自分ではうまく書けない子も多いです。

「書きたいけど書けない」という葛藤がある時、

保育士が「こうやって書くんだよ」と薄く書いてなぞらせてあげたり、

「一緒に書いてみようか」と手を添えたりすることは、

子どもの「書きたい意欲」を満たし、文字への関心を深めるための適切な援助です。

 

C:○

「おおきなかぶ(うんとこしょ、どっこいしょ)」のようなリズミカルな繰り返しは、

4歳児も大好きで、言葉の面白さに気づくきっかけになります。

声を合わせて読む楽しさも味わえます。

 

D:○

これは「拡張(エクスパンション)」という言葉がけのテクニックです。

子どもの言葉をただ繰り返すだけでなく、

「しとしと(オノマトペ)」や「たくさん降ってるね(様子)」

などの言葉を添えて返すことで、子どもの語彙(ボキャブラリー)を自然に豊かにすることができます。

まとめ

4歳児への関わり方は、以下の「言葉と意欲のサポート」が鍵です!

文字への興味:禁止せず、「共書き(共に書く)」で応える!

「自主性」と「放置」を履き違えないことが大切です。

言葉の広がり:オノマトペ(擬音語)などをプラスして返す!

「ワンワンだね」→「ふわふわのワンワンだね」のように返すのがコツです。

文化体験:昔遊びや異文化も積極的に!

「困っている時や興味がある時こそ、適切な介入のチャンス」と捉えましょう!

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