保育士 過去問
令和8年(2026年)前期
問10 (保育原理 問10)

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問題

保育士試験 令和8年(2026年)前期 問10(保育原理 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次の(a)〜(d)の下線部分が適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

(a)私立幼稚園の始まりは、江戸時代に幼児教育を担ってきた寺子屋である。一方、最初の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園において、(b)初期にはフレーベル主義に基づく幼児教育が行われた。1880年代中頃まで幼稚園は、(c)富裕な家庭の幼児が通うことが多く、全国的な普及は進まなかった。1899(明治32)年6月、幼稚園の保育目的、編制、組織、保育内容などに関して国として初めて基準を定めた(d)「幼稚園保育最低基準」が文部省令として公布された。
  • a:○  b:○  c:×  d:×
  • a:○  b:×  c:○  d:○
  • a:○  b:×  c:×  d:○
  • a:×  b:○  c:○  d:×
  • a:×  b:○  c:×  d:×

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この過去問の解説 (1件)

01

日本の幼児教育・保育史における私立・官立幼稚園の成り立ちと明治期の法令名を問う問題です。

選択肢4. a:×  b:○  c:○  d:×

(a)私立幼稚園の始まりは、江戸時代に幼児教育を担ってきた寺子屋である。(×)→明治時代に開設された諸施設である。一方、最初の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園において、(b)初期にはフレーベル主義に基づく幼児教育が行われた。(○)1880年代中頃まで幼稚園は、(c)富裕な家庭の幼児が通うことが多く(○)、全国的な普及は進まなかった。1899(明治32)年6月、幼稚園の保育目的、編制、組織、保育内容などに関して国として初めて基準を定めた(d)「幼稚園保育最低基準」が文部省令として公布された。(×)→「幼稚園保育及設備規程」が文部省令として公布された。

私立幼稚園の始まり
寺子屋は江戸時代の庶民の読み書き・そろばん教育(初等教育)の場であり、私立幼稚園の起源ではありません。

フレーベル教育
1876年に開設された日本初の官立幼稚園では、ドイツのフレーベルの幼児教育論が導入されました。
なお日本初の官立幼稚園は現在の御茶ノ水女子大学附属幼稚園であることも頻出です。

初期の幼稚園の利用層
当時の幼稚園は授業料が高額だったため、通うことができたのは華族や官僚、実業家などの富裕層の子どもたちが中心でした。
そのため、全国的な普及はすぐには進みませんでした。

1899(明治32)年の法令名
1899年に公布された、日本で初めて幼稚園に関する独立した単独法令は「幼稚園保育及設備規程」(文部省令)です。
「幼稚園保育最低基準」という名称の法令は存在しません。
 


 

まとめ

「1899年は規程」「初期の幼稚園はお金持ち専用」のセットでしっかり頭に入れておきましょう!

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