保育士 過去問
令和8年(2026年)前期
問18 (保育原理 問18)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和8年(2026年)前期 問18(保育原理 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、保育所を利用している保護者に対する保育士等による子育て支援に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

A  送迎時には、その日の子どもの姿を肯定的な表現で伝えたり、身近な話題から会話を広げるなどして、相互のコミュニケーションを図ることが大切となる。
B  保護者から悩みや不安を聞いた際には、その場ですぐに解決方法を提案することが求められる。
C  理不尽な要求を繰り返す保護者に対しては、傾聴といった関わりを続けることが求められ、要求が次第にエスカレートし、攻撃行動が示された場合も保護者に寄り添うことが大切となる。
D  掲示物やお便りなどを通して、保育所の保育方針、保育のねらいや子どもの活動の様子を積極的に発信し、保護者と共有することが大切となる。
  • A B
  • A C
  • A D
  • B C
  • B D

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

「保育所保育指針」「子育て支援」における、日々のコミュニケーションの工夫、相談援助の基本姿勢、理不尽な要求(カスタマーハラスメント等)への組織的対応を問う問題です。

選択肢3. A D

A  送迎時には、その日の子どもの姿を肯定的な表現で伝えたり、身近な話題から会話を広げるなどして、相互のコミュニケーションを図ることが大切となる。(〇)
送迎時は保護者と直接顔を合わせる貴重な機会です。
「今日こんなことができるようになりましたよ」といった肯定的な姿を伝えたり、身近な話題から言葉を交わしたりして、日頃から信頼関係を築くことは支援の基本です。
適切(○)です。

B  保護者から悩みや不安を聞いた際には、その場ですぐに解決方法を提案することが求められる。(×)
相談援助(カウンセリングマインド)で最も大切なのは、まず保護者の不安や気持ちをじっくり「傾聴・受容」することです。
拙速に答えや解決策を押し付けるのではなく、保護者自身が気持ちを整理し、どうしたいかを一緒に考えていく姿勢が求められるため誤り(×)です。

C  理不尽な要求を繰り返す保護者に対しては、傾聴といった関わりを続けることが求められ、要求が次第にエスカレートし、攻撃行動が示された場合も保護者に寄り添うことが大切となる。(×)
理不尽な要求がエスカレートしたり、暴言や暴力などの攻撃行動が見られたりする場合、担当保育士が一人で抱え込んで寄り添い続けるべきではありません。
園長や主任などの管理職、園全体としての組織的対応、場合によっては専門機関や警察と連携して毅然と対応する必要があります。
誤り(×)です。

D  掲示物やお便りなどを通して、保育所の保育方針、保育のねらいや子どもの活動の様子を積極的に発信し、保護者と共有することが大切となる。(〇)
お便りや写真付きの掲示板などを活用して、日頃の活動のねらいや子どもの生き生きとした様子を伝えることは、保護者が保育所の考えを理解し、安心・信頼して預けるための大切な共有手段です。
適切(○)です。

まとめ

保護者支援で狙われやすい2大NGパターンが、「すぐに答えを出す(アドバイスの押し付け)」と「攻撃的な要求にも一人で我慢して寄り添う(組織対応の放棄)」です。

 「まずはしっかり話を聞く(傾聴)」「トラブル時は一人で抱えず組織で守る」という原則を覚えておきましょう。

参考になった数8