保育士 過去問
令和8年(2026年)前期
問23 (教育原理 問3)

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問題

保育士試験 令和8年(2026年)前期 問23(教育原理 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文にあてはまる人物として、正しいものを1つ選びなさい。

イギリス産業革命期にスコットランドのニュー・ラナークの紡績工場の経営に従事した。この工場での労働者教育の経験から、人間の性格が環境の産物であり、環境を整えることで性格形成が可能であるとの考えをもつに至り、『新社会観』を執筆した。また性格形成学院を開校。彼は、人間の性格形成において幼児期の環境の影響をとりわけ重視し、性格形成学院内に今日の保育所的機能を果たす幼児学校を設け、労働者の子どもを1歳から預かった。
  • コメニウス(Comenius, J.A.)
  • ロック(Locke, J.)
  • オーエン(Owen, R.)
  • ベル(Bell, A.)
  • ランカスター(Lancaster, J.)

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この過去問の解説 (1件)

01

西洋教育史・保育史における重要人物のひとり、ロバート・オーエンに関する定番問題です。
 

人物名キーワード特徴
オーエン

『新社会観』

性格形成学院

幼児学校

ニュー・ラナークの紡績工場

環境が性格をつくると唱え、
工場内に世界初の幼児学校を設立。
1歳からの労働者の子どもを預かった。
コメニウス

『大教授学』

『世界図絵』

直観教授

母の膝元学校(母親学校)

「あらゆる人にすべての事柄を教授する」とし、
感覚を通して教える直観教授や
母の手による教育を重視した。
ロック

『教育に関する考察』

タブラ・ラサ(白紙説)

紳士教育

健全なる身体に宿る健全なる精神

人間は生まれた時は「白紙(タブラ・ラサ)」であり、
その後の経験によって描かれると唱えた。
ベル & ランカスター

助教法

ベル・ランカスター法

上級生(助教・モニター)が下級生に教える方式。
産業革命期の貧困層の子どもたちへ
基礎教育を普及させた。

選択肢3. オーエン(Owen, R.)

ニュー・ラナークの紡績工場を経営し、過酷な労働環境にあった労働者の生活改善や労働時間短縮に取り組みました。

「人間の性格は環境によってつくられる」という環境決定論を唱え、主著『新社会観』を執筆しました。

1816年に「性格形成学院(新教育所)」を設立し、その一部に世界初とされる幼児学校を設け、1歳からの労働者の子どもを預かって情操教育を行いました。

まとめ

「ニュー・ラナーク」「性格形成学院」「幼児学校」「新社会観」という4つの言葉のうち、どれか1つでも見かけたら即座にオーエン一択です。

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