保育士 過去問
令和8年(2026年)前期
問25 (教育原理 問5)

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問題

保育士試験 令和8年(2026年)前期 問25(教育原理 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、デューイ(Dewey, J.)に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
  • くりかえし取り組むことによって観察力や事物を比較し判断する力を育てる教具などを考案し、これらを活用した実践を行った。
  • 子どもの興味関心や疑問を学びの起点とすべきと考え、経験を通じた学びのプロセスを大切にした教育方法を提唱した。
  • 人間の本性の道徳的、知的、身体的諸能力を自然の本性に従って調和的に発展させることを基礎陶冶とした。
  • 教育を経験の再構成であるととらえ、子どもの学習経験が学問としてだけでなく、社会生活や労働の経験と連続性をもち民主主義の精神を獲得できるようカリキュラムを組織した。
  • 人智学的教育理論を基礎にした教育実践を行った。

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この過去問の解説 (1件)

01

デューイのキーワードはとにかく「経験」です。
大人が上から教え込む詰め込み教育を批判し、「子ども自身が実際に体験して学ぶこと」を大切にしたアメリカの進歩主義教育の代表者です。

選択肢1. くりかえし取り組むことによって観察力や事物を比較し判断する力を育てる教具などを考案し、これらを活用した実践を行った。

モンテッソーリです。
「子どもの家」で感覚教具を使った人です。

選択肢2. 子どもの興味関心や疑問を学びの起点とすべきと考え、経験を通じた学びのプロセスを大切にした教育方法を提唱した。

デューイの基本姿勢そのものです。
「なすことによって学ぶ」を提唱しました。

選択肢3. 人間の本性の道徳的、知的、身体的諸能力を自然の本性に従って調和的に発展させることを基礎陶冶とした。

ペスタロッチです。
「生活が人間を陶冶(形成)する」と唱えたスイスの実践家です。

選択肢4. 教育を経験の再構成であるととらえ、子どもの学習経験が学問としてだけでなく、社会生活や労働の経験と連続性をもち民主主義の精神を獲得できるようカリキュラムを組織した。

デューイの代表的な考え方です。
実験学校で料理や大工仕事などを取り入れ、生活と社会をつなぎました。

選択肢5. 人智学的教育理論を基礎にした教育実践を行った。

これはシュタイナーです。
人智学(アントロポゾフィー)やヴァルドルフ学校といえばこの人です。

まとめ

デューイが出題されたときは、「経験」という単語が合言葉です。
「机上の空論ではなく、子どもの実体験を通して学ぶ」というフレーズを見つけたらデューイのサイン。

 

他の選択肢に出てきたモンテッソーリ、ペスタロッチ、シュタイナーも超頻出です!
 

デューイ:「実体験」重視
モンテッソーリ:特別な教具で子どもの自立を促す
ペスタロッチ:愛と生活の中で人間を育てる

シュタイナー:芸術や体を通して全人的に育てる
 

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