保育士 過去問
令和8年(2026年)前期
問36 (社会的養護 問6)

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問題

保育士試験 令和8年(2026年)前期 問36(社会的養護 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「児童養護施設入所児童等調査の概要(令和5年2月1日現在)」(こども家庭庁)に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
  • ファミリーホームに委託されている子どもの約8割が保護者などから虐待を受けた経験がある。
  • 児童自立支援施設に入所する子どもの「心身の状況」で「該当あり」のうち、反応性愛着障害が最も多い。
  • 乳児院における「養護問題発生理由」は、「その他」を除くと、「母の精神疾患等」「母の放任・怠だ」「母の虐待・酷使」の順に多い。
  • 児童養護施設における「入所時の保護者の状況」では、「両親ともいない」「両親とも不明」を合わせて約3割である。
  • 里親に委託されている子どもの「家族との交流関係」では、「交流あり」よりも「交流なし」の方が多い。

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この過去問の解説 (1件)

01

施設や里親のもとで暮らす子どもたちの現状について、

国の調査データから正しいものを2つ選ぶ問題です。

細かいパーセントを丸暗記していなくても、

「一番多い理由は何か」「実親との関係はどうなっているか」という

大まかな傾向を知っていれば正解を選べます。

 

 

ファミリーホームに委託されている子どもの約8割が保護者などから虐待を受けた経験がある。(✕)

ファミリーホームに預けられている子どものうち、

保護者から虐待を受けた経験がある割合は約6割(57.7%)です。

 

児童自立支援施設に入所する子どもの「心身の状況」で「該当あり」のうち、反応性愛着障害が最も多い。(✕)

調査項目の「心身の状況」で最も多く挙げられているのは、

愛着障害ではなくADHDなどの発達障害です。

反応性愛着障害がトップではないため×になります。

 

乳児院における「養護問題発生理由」は、「その他」を除くと、「母の精神疾患等」「母の放任・怠だ」「母の虐待・酷使」の順に多い。(〇)

赤ちゃんが乳児院に入所する理由は、「その他」を除くと、

1位が「母の精神疾患等(約27%)」

2位が「母の放任・怠だ(約14%)」

3位が「母の虐待・酷使(約10%)」

となっています。

書かれている順番通りなので正しいです。

 

児童養護施設における「入所時の保護者の状況」では、「両親ともいない」「両親とも不明」を合わせて約3割である。(✕)

両親が二人とも亡くなっていたり行方不明だったりする子は、

合わせても全体の3%弱しかいません。

ほとんどの子には片親または両親がいるため、

「約3割」は多すぎて×です。

 

里親に委託されている子どもの「家族との交流関係」では、「交流あり」よりも「交流なし」の方が多い。(〇)

里親のもとで暮らす子どもの場合、

実の親と「交流なし」としている割合が約6割強を占めています。

「交流あり」よりも「交流なし」のほうが多いため正しいです。

まとめ

里親委託の子どもについて、

親と離れて暮らしていても、みんな頻繁に連絡を取っているはずという

先入観を持っていると引っかかりやすいので、

データとしてそのまま押さえておきましょう。

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