保育士 過去問
令和8年(2026年)前期
問37 (社会的養護 問7)

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問題

保育士試験 令和8年(2026年)前期 問37(社会的養護 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「乳児院運営指針」(平成24年厚生労働省)に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  多くの職員が勤務をしている利点を活かし、担当養育者を半年や1年程度で交代することで入所児童の発達を促し、個性を伸ばすことが望ましい。
B  施設の備品である玩具、食器などは措置費で購入しているため、入所児童には自分の所有物という認識を持たせず、共有のものとして利用させる。
C  施設は集団での生活であるため、食事は時間内に残さず食べることができるように訓練する。
D  個々の乳幼児の発達状況や個性に配慮し、専門的視点から遊びの計画や玩具を用意し、遊びを通じた好奇心の育みや身体機能の発達を支援する。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

乳児院で赤ちゃんや子どもたちをどう育てるかという運営指針の基本的な考え方を問う問題です。

集団の都合を押しつけるような記述がないかを見極めるのがポイントです。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:○

A  多くの職員が勤務をしている利点を活かし、担当養育者を半年や1年程度で交代することで入所児童の発達を促し、個性を伸ばすことが望ましい。(×)

乳幼児期は、特定の大人との愛着(アタッチメント)をしっかり育てることが何より大切です。

そのため、コロコロ交代するのではなく、同じ職員が継続して関わる「担当養育制」が基本とされています。

半年や1年程度で頻繁に交代させるのは望ましくありません。


B  施設の備品である玩具、食器などは措置費で購入しているため、入所児童には自分の所有物という認識を持たせず、共有のものとして利用させる。(×)

乳児院で暮らす子どもであっても、「これは自分のもの」という

愛着や自己肯定感を育てることはとても重要です。

すべてを共有にするのではなく、

個人の持ち物や自分専用の玩具・衣類なども大切に扱います。


C  施設は集団での生活であるため、食事は時間内に残さず食べることができるように訓練する。(×)

食事は時間内に残さず食べるための訓練ではありません。

子どものペースやその日の食欲に合わせて、

楽しい雰囲気の中で無理強いせず食べられるよう

配慮することが求められています。


D  個々の乳幼児の発達状況や個性に配慮し、専門的視点から遊びの計画や玩具を用意し、遊びを通じた好奇心の育みや身体機能の発達を支援する。(○)

一人ひとりの発達のペースや個性に合わせて遊びを計画し、

おもちゃを用意して子どもの好奇心や体の育ちを支えていきます。

指針の考え方に合致した適切な内容です。

まとめ

社会的養護の指針に関する問題は、

子どもの権利や愛着の形成を大事にしているかどうかが判断の軸になります。

職員の都合、集団行動の訓練、備品の管理といった

大人目線のルールを押しつけるような選択肢は、

すべてバツと判断して大丈夫です。

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